無職歴1年オーバー、派遣登録だけで燃え尽きているとしこです。皆さんこんにちは。
無事登録を終えたので、これから仕事を探して紹介を受け、就業までたどり着かなくてはなりません。
焦ると「どこでもいいから仕事!!」となってしまい、結果大失敗となる可能性もあります。これだけは避けたいところです。
わたしは企画系事務の仕事が長かったので、企画が絡む仕事を探そうと思っていたのですが、そこでふと思ったことが。
「あれ、わたしどう働きたいんだっけ」
なんということでしょう、無職期間がたっぷりあったのにもかかわらず、自分の身の振り方を全くと言っていいほど考えていませんでした。
正確に言うと、自分の身の振り方を決めた「つもり」になっていたのです。
というわけで、無職のお仲間の皆さん、わたしの轍は踏まないよう、自戒を込めて綴っていきたいと思います。ご参考になれば嬉しいです!
仕事紹介を受けての気付き
派遣登録をした日に、1件仕事紹介を受けました。詳しい内容は割愛しますが、やりがいはある反面、いきなりゴリゴリ、フルスロットルで働く印象を受けました。
徐々に残業も増えていきそうな雰囲気もプンプンしています。
かつての自分であれば、仕事もしたいしお金も欲しい・・・ということで、即飛びついた案件だったと思います。
が、そこは無職歴1年オーバーのアラフィフおばちゃんのわたし。心の奥で「ちょいと考えな」と、謎の姉御が囁いてきました。
やりがいはありそうだけどキツそうだし・・でもやってみたら案外ハマりそうだし・・。何より時給いいねコレ、結構稼げそう、きっと残業も多いだろうし と、ここまで(秒で)考えたときに
「あれ?わたしどう働きたいんだっけ」という疑問がわいてきました。
一番大事な部分ですよね、これ。
ここの部分は脳みそふりしぼって登録前にちゃんと考えるべきもの。というか、新卒か最初の転職くらいのタイミングで決めるべきことでは!?
最低でも、無職を選択する前に決めるべきでしたよねー。
出した結論が同じだとしても、その後の過ごし方は雲泥の差が出たと思いますもん。
ひとまずは、今気づけて良かったとしよう!
過ぎた時間は戻ってきません。では今この瞬間に決めて、これからを変えていけばいいじゃない、と思ったのです。
自分の働き方、生き方を決める
どういう働き方をしたいか、ということは、もっとつきつめると「どういう生き方をしていきたいか」、最終的には「どういう自分になりたいか」に繋がっていくのだと思います。人生の目標みたいなものですかね。
そこで、以下3つについて、自分なりに考えをざっくり纏めてみることにしました。
- どう生きていきたい?
- どういう働き方をしたい?
- どういう人になりたい?
自分の考えをまとめた方法
とはいえこの問題、脳内でまとまるわけもないので、ツールを使います。
わたしが使ったツールは・・・
ク ラ シ カ ル !!!
もちろん、マインドマップとかのツールや、マンダラチャートとかも一瞬考えました。が、こういうツール類って慣れていないとムダにハードルが上がってしまって、またまたお得意の「先延ばし」「テキトーに考える」が登場してしまいます。
というわけで、作業ハードルが低い「紙に書きなぐる」方法がよろしいのでは、と思った次第です。
それぞれの自分の問いに対して、ガンガン書き進めていきます。綺麗に書く必要なんてありません。浮かんだ言葉をどんどん書いていくと、あら不思議、最終的には答え(のようなもの)が出てきます。
個人的には、書きすすめる順番としては、
生き方→働き方→どういう人になりたいか(これは焦らず決める)
が良いと思います。
自分がどういう人になりたいかというのは、突き詰めれば自分自身の「生きるためのミッション」みたいなもの。この年齢いなると、なかなか出てこないものです。
まずはこれからどういう生き方を目指していきたいのか、から考えていけば、だんだん頭がほぐれてくるという考えからです。
わたしの場合
では、わたしの場合を簡単に見ていきましょう。
まずは生き方。抽象的です。もっとつきつめると「やりたい仕事やって、行きたいところに行って幸せに生きる」という感じです。考えすぎるといろんな考えが邪魔してくるので、エイヤで決めました。
- 仕事はしているが、組織に縛られない
- 経験>>>モノ。したいことをしたいときにできる経済力と時間がある
- 精神的なゆとりと自由がある
理想の生き方をするには、仕事はどうしたいかを考えると・・・
- ずっと働いていくが無理はしない
- 最終的には独立、当面は派遣で平行稼働
- 一つの仕事にこだわらない(幾つか平行して行う)
ここまで落としこんで、現状~近い未来でどうしたいかを考えていきます。
- 派遣で就業、ブログ収益化を目指す
- 以前からとりたかった資格を取得、その資格でミニマムで副業を開始
このあと、では派遣でどう働きたいか、目指すスキルアップなどまで考えることができればOKです。
副業を育てていくという考えがあるので、あまりハードな残業がある仕事はNG。となると、今回ご紹介を受けた仕事はNGだな、となるわけです。また、そうなったら職種に強くこだわる必要はなくて、OA事務でPCスキルを上げるのもアリか、という考えも出てきます。
そこまで考えが出れば、仕事を選ぶ幅も広がってくるので、紹介のタイミングも増えてきます。また、自分自身の中でも「ぼんやり待っているのも何だし、エクセルの勉強でもしようか」と、徐々に動きが出てきますよ。
最後の「どういう人になりたいか」は、すぐに出ないと思います。これは、動きはじめれば、徐々にはっきり出てくるのではとのんびり構えています。
出来上がった考えは、できれば綺麗な紙に清書して、手帳などにはさんでいつでも見られるようにしておくと良いですよ。クラシカル!
ブレない目標があれば、回り道になっても良いものを引き寄せてくれるからです。目の前の現状に振り回されて、自分の立ち位置を見失いそうになったときに確認してみると良いかも。理想の生き方を思い出すはずです。
勿論、スマホで撮影して画像にしてもOKです!
不安な気持ちは受け止め、流す
今、生き方や働き方を決めたからといって、その通りになるとは限りません。また、今後変わっていく可能性だってあります。
40代後半という年齢になると、気力体力、全てにおいて陰りが出てきます。病気も心配になってきます。親も高齢です。
でも、今この時点では、親はまだ元気ですし、自分自身も元気でそれなりに気力もあります。体力はつけようと思えばつけることだってできます。
見えない未来の不安を抱えて一歩踏みせないのは、それこそ一分一秒が貴重なわたしたちの年代にとって、とても勿体ないこと。
考えを纏めるにあたり、いろいろ不安が出てくるかもしれません。もし、不安ができてたら、なんともモヤモヤした気持ちだけ感じ切って、不安に思っている自分を認めて(あ、不安になってるね、といった感じ)、ゆっくり流していきましょう。
今、その場で考えているあなた自身には、まだ何も起きていません。起きてもいない不安に囚われるよりも、明るい未来を考えた方が健康的です。
まとめ
偉そうに講釈垂れてみましたが、わたしにとって「生き方」を決めるというのは、ある意味「アハ体験」に近いものがありました。
潜在意識の本やらサイトやら、色々見てたくせに一体何を見てきたのでしょうね。
あり方とは生き方でもあるのか、ということに気付きました。
そこに気づいたら、今目の前にある現状は、確かにこれまでの自分の積み重ねの結果だよね、と納得もしました。
英語がコンプレックスの自分も、器用貧乏で突出したものがなく、アピールポイントがないと言われる自分も、何かうまくいかない自分も、いまの生活環境も、です。
母親との確執的なものなど、いろんな要素もあり、まだ自分の価値は高くないと思ってしまっています。これから、小さい成功体験を積み重ねながら、自分自身が自分の価値を認めてあげることも行っていこう、とも思っています。
立ち位置を変えれば、現実は動きます。というか、生き方を決めれば、それに向けて意識が向くというのが、肌感覚でわかった出来事でした。
都度立ち止まって、ブレていないかを確認しつつ進んでいければ良いなあ、と思っています。
派遣登録だけで微熱出して半日伏せてたわたしが言っても、説得力が非常に乏しいですが、行き詰っているあなたの、参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。