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派遣

【アラフィフ派遣】仕事が合わないけど辞められない!“役割”を意識するメリットは?

アラフィフ派遣のとしこです。みなさんこんにちは。

派遣は仕事が選べるというのがメリット。
とはいえ、契約書の中に「ふわっと書いてある」ものが存在します。

それが結構厄介で、いわゆる“関連業務”の中に、実にたくさんの(希望のものとかけ離れた)業務が含まれることがあります。

結果、どうにも合わない仕事がメインになり、「こんなはずでは」と悔しい思いをされている方も多いのではないでしょうか。

実際、いまのわたしはまさにその状態です。

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気に入らなければ次の更新はせずに辞める!という選択肢もあり。

ですが、アラフィフになってくると、そうそう簡単に辞められないという気持ちも働きますよね。それに、責任感も強くなっているので、合わない仕事でも懸命にこなしている方も多いのではないでしょうか。

合わない仕事をずっと続けるのは辛いですよね。わかります。

派遣のいいところは期限を切れるところ。
すぐには辞められないけど、決めた期限まではなんとか・・・と思っているあなたのために、わたしの経験から、成長できる乗り越え方を書いていこうと思います。

大事なポイントは「役割」を意識すること。

一体どういうことでしょうか?

役割を意識するとは?

役割は、他から与えられるものが多いと思います。

立場としては派遣なので、「与えられた業務を滞りなく行うこと」が役割になりますよね。

それだけだと、責任感だけで乗り越えることが厳しくなります。
なので、置かれた状況から「最終期限まで何ができるか」を考えることにしました。

ちょっと大げさな言い方になりますが

期限つきで自分のミッションを決めることをしてみたのです。

わたし自身の例を挙げて、少し具体的に見ていきましょう。

どんなミッションにしたか?わたしの場合

辞めるために引継書を作る・・といったことも、ある意味ミッションだと思います。

余談になりますが、以前勤めていた会社で、ある若手社員が分厚いマニュアルをコツコツ作成していました。

約1年後、その子は退職していきました。あとから聞いた話によると、退職は計画的なもので、次の人が困らないよう(そして辞めたあとに自分に連絡が来ないよう)準備をすすめていたようです。

「退職ミッション」をコツコツ遂行していたのでしょうね。

話がそれましたが、わたしの場合は「若手に仕事を教える」立場に置かれました。

業務が拡大したため、急遽人を増やした結果、指導者不足に陥っていたようです。
正直契約外だろうに・・と思いつつ、その時点で心の中で「〇月まで」と期限を設定し、肚をくくりました。

そして、「若手を独り立ちさせる」ことがわたしのミッションだと決め、そこを意識しながら日々仕事をすることに。

期間限定だし、ということで「仕事は仕事」の割り切り意識も高めていきました。

役割を意識したら、メリットが多く成長できた

役割と割り切りを意識しながら日々仕事をしていた結果、思いがけないメリットにも気付きました。

思わぬ副産物でもあり、これは自分にとってかなり良い結果になりました。
そして、いまの派遣先に来て初めて「成長できた」と思えたのです。

いまの派遣先での自分の扱いはいまだに納得していませんが、ぬるま湯状態よりはましなのかなあ・・とも感じられるようになりました。

では、どんなメリットがあったのか?詳しく挙げていきましょう。

仕事への理解が進み、改めてスキルアップに取り組んだ

まったく興味を持てない仕事(派遣に就業した当初は「手伝い程度」と聞いていたため)だったため、業務をするにあたり必要最低限の理解に留めていました。

「若手を育てるミッション」を始めると、自分がいかに業務理解が乏しいか、ということに気付きます。

一方、若手のやる気にも刺激を受けました。

「これじゃあちゃんと教えられない!」と焦りを覚え、作業していくだけだったものを、先を考えながら進めるようにしていきました。

すると、これまで「こんなことをしても何の役にも立たない」と思って最低限のことのみしていた仕事でしたが、取り組み方を変えたおかげで理解が深まっていきました。

決められた期日までに大量の処理をしなくてはならないため、間違いを減らすためのチェック体制や、効率化のためにできることを考えたり、必要と思しきエクセルのスキル(といっても関数やショートカットキーレべルですが)を改めてあげていくといったこともしています。

最新のツールを使うことはありませんが、「仕事をチームで効率的に回す」スキルは上がってきたようにも思います。

理不尽な扱いへの文句が減った

役割を意識すると、不思議と「やるべきこと」や「整えるべきこと」が見えてきて、暇になることがなくなりました。

やるべきことがあると、文句を言うことも考えることも減ってくるもの。

逆に、時間ができたときは「空いた時間で何ができるか」を考えるようになり、仕事中の時間の使い方に変化が見られるようになりました。

目の前の出来事に囚われにくくなった

わたしはついつい目の前のことに囚われて、視野が狭くなりがちなのが悩み。

ところが、若手へ説明をしたり、あれこれ指示を出す立場になったせいか、目の前の小さなことを大分流せるようになってきました。

特に、出来事に対して感情を持ち込まないよう気を付けてきたため、冷静さも身についてきたように思います。

まだまだ動揺することも多いですが、以前の自分と比べたら大きく変化してきたなあと感じます。

日々の業務は迷いが減り、スピードが上がった

やることがとにかく多いので、迷いがあると時間ばかりが過ぎ帰りが遅くなってしまいます。

迷う時間は、自分の想像以上に時間を食うものです。

わからない場合はすぐに確認する、間違えたらすぐに修正する、反省するが引きずらない・・といったことを心掛けた結果、業務スピードが各段に上がりました。

また、以前は自分の分のみやればいいや、という考えでしたが、今は「チームで分担していく」という考え方に変わっています。意識一つで変わるとはよくいったものだ、としみじみ思います。

「説明がうまい」と言われるようになった

これは思わぬ副産物かもしれません。

わたしはもともと、説明はあまり得意ではありません。

話が散らかってきて「結局何が言いたかったんだっけ」となることも多かったです。
それゆえ、説明はなるべくメールなどで済ませていました。

いまはメールよりも口頭で伝えた方が早いです。
そして「どう説明したらわかりやすいか」を心掛けた結果「わかりやすい」と言われるまでになりました。

毎日のように来る質問に答えていただけですが、説明力がいつの間にか鍛えられていたようです。

仕事とは全く別なところで、しかも初対面の人に「わかりやすい」と言われ、意識と継続でここまで変わるのか、と驚いています。

仕事や職場に対して、感情を切り分けるようになった

以前はいまの職場や仕事内容に対して、希望のものではないこと、職歴が活かされないことなど、感情的な態度を取っていました。

役割を意識しだすと、職歴というより「過去の経験を活かす」考え方になるせいか、感情的な気分になることが減りました。

それでも時々、納得できない感情を持つことがあります。
そんなときこそ、役割を思い出して「感情的になって体力気力を削ぐのは勿体ない」と考えるようにしています。

感情の切り分けは下手だなあと感じるので、残り期間で上手になっていけたら、と思います。

ゴール設定をすることで、やりがいも得られる

役割を意識することは、自分なりのミッションを決めることと書きました。

これは、ある意味「ゴール設定」をすることになるのかな、と感じています。

ゴールがあれば、人はそこへ向かっていきます。
そして、ゴールに向かうにはどうしたらいいか?を見つけるよう思考が変っていきますよね。

その結果、無駄な時間ではなく「実りある時間」を過ごすことができるのではないかと感じました。

これが「やりがい」なのかなあとも思います。

新たな課題が出たら、ミッションを更新する

比較的最近まで、かなり暇で辛かったせいか、無意識に「忙しくする自分」を想定していたのかもしれません。

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予想以上の忙しさのため、時間管理が課題になっています。

仕事中以外、特に帰宅後や休日の過ごし方が、過去会社員をしていたときと大差なくなってきており、焦る気持ちも出てきています・・。

当時と違い、いまはこうしてブログも書いているし、意識も多少は変っているので、なんとかいい方向へ持っていきたいものです。

課題が出るときは、意識のバージョンアップができるとき。時間管理も含めたものへ、ミッションの内容を更新して行動を変えていこうと思います。

まとめ

合わない仕事でも、意識の持っていき方次第で、自分自身を成長できるものへと変えていけます。

とはいえ、ずっと続けるのが苦痛な場合は「次の契約満了日まで」と決めて、「期間限定の役割」を全うしていきましょう。

合わない・あるいはつまらないと感じる仕事でも、しっかり絡む環境の方が、「時間の無駄をした」と思うことが少ないのかな、と感じています。

いまの経験が、次の仕事や別な方向へ繋がっていけばいいですよね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。