アラフォーくらいから徐々に難しくなってくる服選び。アラフィフになると更に難易度が上がってくる気がしますよね。
アラフィフ派遣として働き始めたときに、困ったのが洋服。
基本ジーンズのラフな格好で1年以上を過ごした身としては、「アラフィフでそれなりにキチンと見える格好をする」というのがとてつもなくハードルが高く、早速日々頭を悩ませています。
できれば、清潔感があって、年相応に綺麗に格好よく見える格好をしたいところ。
とはいえ、お金をたっぷり注ぎこむことができないのが悲しいアラフィフ派遣。時給ですしボーナスありませんしね。
派遣なので、あまり目立つのも・・・でも、地味すぎると一気に老けこむし・・黒ばっかりっていうのもなあ・・・と日々悩んでいるあなたのために、実家が洋服屋さんで、どこの職場でも一応「おしゃれ」の評価を貰っているわたしが、アラフィフなりの「オフィスカジュアル」のコツを考えてみました!
少しでも悩みが解消されれば、嬉しいです。
オフィスカジュアルってどの程度のカジュアル度?
個人的にはカジュアルは非常に難易度が高いと思っています。というわけで、オフィスカジュアルもどこまでカジュアルにして良いか、匙加減が非常に難しいなあと感じた派遣初日。(初日はスーツで行って事なきを得ましたが)
そもそも、オフィスカジュアルとは一体どんな服装を指すのでしょう?調べてみました。
オフィスカジュアルのルールは基本的にお客様の対応時にふさわしく、かつかっちりしすぎないことです。
ビジネスカジュアルな服装でありながら、スーツよりは少し崩した服装がオフィスカジュアルなので、基本的にはカーディガンorジャケット+シャツ+パンツorスカートといった服装が無難であると言えるでしょう。
カジュアルといっても、スーツほどかっちりしてないものの、崩し過ぎていないという絶妙なバランスが問われるもの、と言えますね。やはり難しい。
とはいえ確実に「これはダメ」なポイントはあります。例えば、以下のようなもの。
- 露出の激しい格好(オフショルダーやホットパンツ、超ミニスカートなど)
- ジーンズやTシャツなどの格好
- 派手過ぎる色や柄
- ヒールの高すぎる靴
普通に考えてもアウトなものばかりですね。
ただし、ジーンズやTシャツは、会社の引っ越し手伝いや外での作業などイレギュラーな場面で、会社側から指定されることはあります。
会社の雰囲気に合わせる が最適解
オフィスカジュアルは、簡単に言えばかっちりした格好から少し崩した格好となります。ただし、崩し具合が会社によって異なってきますよね。
しばらくはスタンダードな色の服や、適度な高さの靴を履いて様子を見つつ、どこまでの崩しがOKかを見極めてみるのが一番の近道となります。
オフィスのいる方たちをよーく観察してみると「カジュアル度の高い人」や「華やかな恰好の人」「個性的な恰好の人」が必ずいます。そこである程度のボーダーラインを自分の中に作れば、なんとなく落としどころが見えてきますよ。
結局のところ、会社の雰囲気に合わせてみるのが最適解、ということになりますね。
アラフィフのオフィスカジュアルコーデのコツは?
それではオフィスカジュアルコーデのコツを見ていきましょう!
それなりに高い質のものを選ぶ
良く言われることですが、アラフィフ以降は量より質を重視したいところ。
肌も髪も、若い頃とくらべたら確実にツヤ感が失われています。同じ黒でも質が高いものだと深みがあるので、ツヤ感のなさを上品な雰囲気でカバーしてくれます。
また、パンツやスカートも、体型への配慮があるため、シルエットが綺麗に見えます。
質が高いものは、それなりに理由があるのです。サイズや色も、しっくりくることが多いですしね。
プチプラはポイントで用いてメリハリをつける
とはいえ、オフィスへは基本週5日行くもの。毎日そうそう高いものばかりは着てられないですよね。派遣は時給で月給はさほど高くはないですから。
プチプラは賢く使ってナンボ。野球でいえばリリーフエースみたいな存在です。
全身ではなく、インナーなど一部に用いて、メリハリをつけてみてください。案外、プチプラと思われていないことが多いです。
プチプラを上品に見せるコツは「ジャストサイズ」と「似合う色」。特に似合う色は、様々な色を鏡に合わせて見つけてくださいね。
サイズと色が合わない高い服を着るくらいなら、これらがしっくりくるプチプラの方が、あなたにとって価値は高いです!
長い丈のはおりものを持っておくと便利
ストンとした縦のシルエットは、腰回りや背中に肉がつきやすくなるアラフォー以降は意識して欲しいもの。縦を意識することで、着やせ効果も出てきますよ。
長い丈の羽織ものは、縦のシルエットを簡単に演出できる神アイテム。できれば1枚は持っておきたいところです。
差し色や素材違いを意識する
アラフィフになると、トップスが結構無難な形と色になる率が上がってきますよね。
オフィスなので、上半身が目が痛いような色・柄になるのは避けたいところ(洋モノのファストファッションにその傾向が強い印象があります)。
アラフィフになると無地を選ぶ傾向も強くなっていきます。無難ですが、地味すぎる印象を与えてしまうことも。
そこで、トップスの一部に赤や黄色が使われているといった、ほんの少しの差し色や、異なる素材の組み合わせなどを少し意識して取り入れてみてください。一部使われているだけなのに、それだけで洗練された印象を演出できますよ。
スカート丈はひざ下~ロングをチョイス
個人的には似合っていれば、何歳になってもミニや短パンを履いても良いとは思います。
が、しかしTPOを求められるオフィスでは、控えめな丈のものを選びましょう。個人の好みはプライベートで充実を。
アラフィフ的にはひざ下~ロング丈が最善の丈。特にロング丈なら、露出箇所が脚の一番細い部分(足首周り)なので、脚が細く見えるというメリットも。
フレアのロングは重宝する長さと形です。エレガントな雰囲気も出してくれますし、丈が長いがゆえに、足さばきもなんとなく上品になります。
また、腰回りに肉がついてくるお年頃になると、タイトスカートがサマになってきます。これまで履いていなかったら是非トライしてみて。
パンツは必須アイテム
わたしは基本スカートが好きで、30代のころは持っているボトムスの8割以上がスカートでした。が、今はスカートが4とすれば、パンツは6くらいの割合に変わってきています。
ワイドパンツやテーパードパンツはシンプルコーデでも地味に感じませんし、ゆったり目で履き心地も良いのにスタイルアップ効果もあります。全体的にスタイルよく、そしてかっこよくも見せてくれるまさに万能アイテム。
ついでに冷え対策にもなるので、そういう意味でもアラフィフには必須のアイテムと言えますね。
靴は歩きやすい高さ・質のものを
靴は本来は歩くためのもの。デザイン性も大切ですが、オフィス向けと考えると機能性の方を重視したいところです。
華奢で素敵だけれど、夕方脚が痛くてたまらない靴や、ヒールが高すぎて上手に歩けない靴などはオフィスには不向きです。
また、高いヒールに慣れていても、さすがに10㎝ものなどは避けた方が無難でしょう。
朝夕のラッシュ時にしっかり立っていられないような靴も避けましょう。どうしてもその靴が履きたい場合は、しっかり立っていられるよう体幹を鍛えるという手もあります。体幹がしっかりしていれば、ヒールの高い靴で颯爽と歩けるようになりますし。
いずれにしても、靴は足に合う素材・形・高さを選ぶことがマスト。合わない靴は拷問に近いですからね。
アラフィフなら素材も多少こだわって、修理をしつつ長く履いて、足にしっくり合わせていく方が、長い目で見るとお得です。
品質の高いものを、通販でリーズナブルに購入
何かと忙しいアラフィフ世代。ショップに行きたいけれどなかなか時間が・・という方も多いと思います。
そこで役に立つのが通販。サイズ交換ができるものであれば、合わなくて失敗した・・と言うリスクを避けることはできます。
アウトレット品、セール品は返品・交換不可などの諸条件あるものの、基本返品・交換を受け付けているところは多いです。
実店舗を展開しているところもあるので、ネットで見て店舗に行くのも良いですし、店舗で見てネットで購入しても良いですね。
高品質で洗練されたスタイルを追求「STYLE DELI(スタイルデリ)」
通販専門ブランドの「STYLE DELI(スタイルデリ)」。さりげなくオシャレで、洗練された雰囲気でいることを好む人たちをターゲットに、「大人に見合う品質の中での適正価格」を追及しているブランドです。
服選びが難しいアラフィフのオフィスファッションによさそうなものもたくさんあります。ざっと見てみましたが、ニットやスカートの価格帯は5,000円~13,000円程度。驚くほど高いというわけではなさそうです。
わたしもここでスカ―トやニット、セットアップを購入しています。
作りがとても丁寧で丈夫。ニットも選択しても型崩れしにくい印象です。
また、Pサイズ着用イメージ(背が低いスタッフの方が実際に服を着ています)もあるのでで、「背が低いから通販は・・」という方でも、安心ですね。
モデルさんではなく、一般のスタッフの方が着ている写真もあるので、よりイメージしやすいと思います!
取り扱い点数はあまり多くはないですが、どれも質は高く凝ったつくりしている印象ですね。
ご興味あれば、下記バナーから公式サイトを覗いてみてください。Amazon Payも使えるので、Amazonアカウントがあれば、面倒な入力が省けます。
コスパよく自分らしいファッションを楽しめる「SANEI bd ONLINE」
ファッション通販サイト「SANEI bd ONLINE」は、以下5つのブランドを展開しています。
- NATURAL BEAUTY BASIC
- N. Natural Beauty Basic*
- PROPORTION BODY DRESSING
- JILL by JILLSTUART
- Free’s Mart
対象年齢は少し若め設定ですが、アラフィフでも充分着れるものがリーズナブルな価格で提供されています。
コンサバでありながらデザインも流行りを積極的に取り入れているブランドが多いので、垢ぬけた着こなしが可能になりますよ!
ブランドによって価格差はありますが、「高っ!」と思うようなものは見かけない印象です。
また、インナーなどすこし個性的なものにしてみてもいいかも・・?というときも、冒険しやすい価格設定かなと思います!
レンタルという手段もあり
一定の金額を毎月払えば、だいたい3~4着程度が借りられるファッションレンタルサービス。毎月の費用は7,000円くらいのところが多そうな印象です。ニット1枚分くらいのお値段でしょうか。
この価格で3着程度は借りられますし「似たような服ばかり」というのも避けられます。
1か月に3着、目新しい服があるって、よくよく考えたら贅沢なことですよね!
レンタルなので、シーズンオフの服のしまい場所に悩むこともなさそうですし。
試しに1度使ってみて、洋服に対する固定観念を払拭してみるといいかもしれません!
airCloset(エアークローゼット)
「airCloset(エアークローゼット)」は、スタイリストが洋服をえらんでくれるファッションレンタルサービス。悩ましいコーデをプロが選別してくれるのは非常にありがたいと思いませんか?
年齢を重ねて似合うものがわからなくなってくるアラフィフには、案外ぴったりのサービスかもしれません。
手持ちの服と組み合わせれば、これまでの服も新鮮に見えて、会社へ行くモチベーションが上がるかも?
その日の服がしっくりきていると、結構気分が良くなりますしね。
在宅勤務で出社日が以前ほど多くない・・という場合ならなおさら、好きなブランドの洋服を着た方が、モチベーションも上がると思います。
そんな皆様の声が届いたのか、エアークローゼットのオプションサービスに、好きなブランドが選べる「ブランドセレクトオプション」が追加されました!
1回2,200円~ のサービスで、ブランドごとに対応サイズやオプション料金が異なりますのでご注意ください
詳しい内容が気になる場合は、以下より公式サイトを覗いてみてください。
まとめ
無職から派遣にジョブチェンジして、何に時間がかかるかと言われれば「明日何着ていこう」という悩み。
そういえば、会社員だったころも相当悩んでたことを思い出しました。服選びに難航して寝不足になってしまったり。
特に季節の変わり目は、本当に着るものに困ります。
服は持っているのに、似合うもの、丁度良いもの、気に入っているものが少ないのかもしれませんね。
アラフィフの服選びは、クローゼットにたくさんの服を持って疲弊するよりは、気に入ったものを丁寧に着ていくといった方が、合理的に思います。
じっくり服と向き合って、追加で購入するもよし、レンタルをベースに組み合わせをするもよし、選択肢は幅広いです。
全体的なコーデ決まると、少し気分が上がってきますしね。
特に憂鬱な月曜日の朝は、コーデを決めて一週間のスタートを切っていきたいものです。
★あると便利なアイテムをあげてみました!ご参考ください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。