アラフィフ派遣のとしこです。皆さんこんにちは。
派遣の契約延長しないことを決め、担当営業から派遣先に満了を伝えてもらったまではいいですが、そこから先はモチベーションを保つのが大変ですよね。
わたしは早めに伝えたので、その先が2か月以上あって、かなり長く感じました。
辞めることが決まっているので、なんとか頑張れたのも事実ですが、それでも去りたい気持ちが強かったので、やる気を出すのが大変でした。
ランチのたびに事情を知っている一部の方から、「次決まったの?」としつこく聞かれるのも嫌でした。
嫌だいやだと思っているから「嫌だと思うこと」が引き寄せられていたのかもしれません。(と、いまでは思います)
そこで、期間満了前に、円満に終わろうと決めました。そう決めたことによって、どう変わっていったのか?わたしの体験談を書いてみたいと思います。後少しだけど逃げたい・・と思っているあなたの、参考になれば嬉しいです。
早く辞めたいと思っていたら、嫌な現実ばかり引き寄せられた
契約延長をしない意思を伝えた後が長かったのですが、なんとか契約満了まで割り切っていこうとは決めていました。
ですが、完全に割り切ることができていなかったせいでしょうか。嫌な現実ばかりが引き寄せられてきました。
そうなると、ますます会社に行くのが嫌になってくるんですよね。以前勤めていたところを辞めたときは、1日があっという間にすぎていったのに、今回は1日が長く、帰る頃にはどっと疲れていました。
嫌な現実は幾つかありましたが、印象に残ったものを二つほど挙げてみたいと思います。(しつこい引き止めにあったのは、考え方を変えた後に起きたことです。)
回避できていたはずの仕事もやることに
辞めることを伝えていたので、基本回避できてラッキー!と思っていた仕事も、最終的にメンバーに加えられてしまいました。
わたしはこれまで、与えられた仕事に関しては、あれこれ考えずきちんと取り組んできました。が、なぜかその仕事だけはかかわりたくなかったのです。(今思えば、何となく面倒な印象を勝手に持っていたのだと思います。)
実際、ほぼ傍観者の立ち位置で良い筈でした。それで安心しきっていたのに、です。
引き寄せあるあるですね。嫌だと思っていたものにフォーカスするあまり、しっかり組み込まれてしまうという。
上の命令ですので断ることもできず、渋々了承しましたが・・・腹をくくるまでは心の中で「何かの拍子にこの仕事がとん挫しないかな」とまで思っていました。
だいたいこんな風に思っていると、「しっかり役割をこなせ」と言わんばかりに順調に当日を迎えることとなるのですが。
次を早く決めろ、とプレッシャーばかりかけられた
次が決まっていない中での契約満了でしたが、正直日数もあるしそんなに焦らなくても大丈夫だろうと思っていました。(それが甘かったんですけども)
大体の人は、次についてはさらっと聞く程度だったのですが、一部は、顔を見るたびに「次は?」と聞いてきて説教(危機感持たなきゃだめだよ的な)までしてくるので、正直勘弁してくれ、と思っていました。
相手としたら「危機感もなくのほほんとしているのでプレッシャーをかけないと、次が決まらず大変なことになる」との親切心だったのでしょう。
なるべくその話題には触れないように気を遣っていたので、これまた結構疲れました。
期間満了前に円満退職すると決めて、変ったこと
1日が妙に長く感じますし、気分も滅入ってきていたので、このままではマズイと思い、考え方を変えることにしました。
それまでは「満了より前に、なぜか終了になった」と引き寄せようとしていたのですが、このままでは時間が勿体ないと思うようになったためです。
どうせ同じ時間を過ごすのであれば、笑って円満に去る(それも期間満了前に)方向に舵を切った方が建設的だな、と考えを改めたのです。
終わりまで後1か月半、というときでした。
考えを変えてからやったこと
とはいえ、考えなんてすぐには変わりません。それができれば、今頃はたくさんの願望引き寄せが成功しているハズなんです。
一瞬思っただけではすぐに元の考え方に取りこまれてしまいます。
そこで、過去に行った「断言法」を思い出しました。
これの簡易版をやってみようと思ったのです。
今回は、通勤時間中にスマホのメモに書くという方法を取りました。しかも、願いを1個づつ書く(繰り返さない)というごくごくシンプルなもの。繰り返し書くということになると、書くことが目的となってしまい、そこに囚われてしまうためです。
さらっと書いて終了。それ以上はそのことについては考えず、目の前のことに集中する ということ徹底してみました。
ご参考までに、スマホのメモにはこんなことを毎日書いていました。
- 楽しくて、1日があっという間にすぎた
- (避けたい仕事の名前)を楽しんで取り組めた
- (取り掛かっていた仕事の名前)は簡単に終わった
- 朝夕快適な通勤電車
最後は割とどうでもよいことですが、通勤電車が快適だと1日も快適な気がしたので、毎日せっせと入力していました。
遅延して激込み(まだコロナでの制限がかかっていないときです)、と思いきや、たまたま空いている電車に乗れたり、帰りも座れたり・・と、最後の日まで通勤電車は快適でした。
もちろん、嫌だなあと思うこともありましたが、そこは敢えて「もうどうでもいいわ、あと少しだし」と突き放すことで乗り切りました(やめる時限定で使える方法ですが)
嫌だった仕事は、最後楽しかったと思えた
ライトな断言法を始めたら、割と通勤が楽しくなってきました。メモすることによって、地味にやる気が引き出されたのかもしれません。
避けたかった仕事は、日々頼まれることも増えていきました。そのため嫌でも集中せざるを得ない状況になっていきました。
時間もないためあれこれ考える暇もなく、集中して取り組んだ後は充実感がありました。その仕事は外出を伴うものでしたが、外出も案外楽しんでいる自分がいて「終わったら案外楽しかったかも」と思えるようになっていました。
思いがけない人と打ち解けることができた
これまで、周りの人たちとはそこそこうまくやっていました。ただ、勤めて数か月ですし、わたし自身もなんとなく壁を作っていました。
そのためか、リラックスして会話ができていなかったように思います。無理して笑ってみたり、話を合わせたりしていたので、日々妙な疲労感がありました。久々に働いたせいかと思っていましたが、そうではなかったようです。
無意識で、嫌われないようにしようと無理していたのでしょう。会話が途切れるのが嫌で、あまり話したくない自分の個人情報を、不用意に話してしまっていましたし。
終わりが見えてきたこともありますが、考えを少し変えたときから「無理して話を合わせるのもやめよう」と思うようになりました。
逆に壁がなくなったのか、思いがけない人と打ち解けることができ、連絡先を交換するまでになりました。(その人とは、話がかみ合わないと思っていたのですが、実は趣味や好みが似ていることがわかり、一気に距離が縮まりました)
もう少し居てもいいかなと思えるようになった
リラックスして話をする人もできて、仕事もまあまあ楽しめて、条件も悪くない・・とここまできたら「もう少し、後1か月くらい居てもよかったかも」とも思えるようになりました。
そう思えた頃は残りも後少しというときでした。ここまで来たら、目標はほぼ達成です。
そういえば「次を早く決めなきゃ」ということもいつしか言われなくなりました。(ただし、その頃はわたしが心の中で若干焦っていたわけですが・・・)
最終日に笑って終えることができた
結局、最終日は決めた通り、笑って終えることができました。
きちんとお世話になった方たちには感謝を伝えることもでき、まさに決めた通りの結果になりました。
と同時に、引き寄せは願うというよりは「決める」ことなのかもしれないなあとも思いました。こうなると決めて、後は目の前のことに取り組んでいれば、割と思った以上の結果が得られるのかもしれません。
嫌なことについては、なるべく感情を入れないようにしました。(感情で左右されやすいタイプなので、なかなかうまくいきませんが・・・)
ちなみに、契約満了日までしっかり勤めたのですが、実は最後の数日はお休みを貰っていたのです。
翌月1日から働くと想定していたので、2日ほど間を置きたかったためです。仕事が決まっていなかったので、実際は必要なかったのですが、とくに困ることもなかったのでそのままお休みにしておきました。
というわけなので、「契約満了より前」に、円満に会社を去ることができています。(スーパーこじつけですが、願が叶った形とも言えなくはない)
まとめ
嫌だ嫌だと思っていたところから、考えを変えて現実が変わった体験談でした。
嫌だと思っていて、そこから別な方向に考えを変えるときに必要なのは、思い切りなのかなあと思います。
最初は「それでも嫌なものは嫌だ」という気持が勝っていました。
無理に気持ちにフタをしても仕方ないので、もはや諦めていました。目の前で起きたことに、感情が出てくるのは生きていれば当然だろう、と思った方が楽ですし。(とはいえ、気持ちがざわざわしてくるし、目の前のことになかなか集中できないし、本当に感情というのは厄介です)
今回のことで、気持ち一つなんだなということを改めて実感しました。仕事に出るとどうしても周りに流されてしまいます。(わたし自身、感情に引っ張られる自覚があります)それでもできるだけ、目の前のことに集中をして、自分の理想を引き寄せていきたいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。