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マインド

頑張りすぎてしまうあなたへ 人の期待にこたえる努力を辞めた体験談

アラフィフ派遣のとしこです。皆さんこんにちは。

人の期待にこたえて頑張ってしまうことはよくあると思います。特に、仕事をしていると、ついついそういう気持ちになってしまいますよね。
わたしも実際、過去、誰かの期待にこたえる働き方ばかりをしていました。
もちろん、相応の評価を期待してましたし、その人に気に入られた方が何かとお得だ!という気持ちがあったことは否めません。

自分の軸を持たず、誰かの価値観に合わせていたせいか、かなり便利に使われていたように思います。

それを重宝がられた!とプラスに変換して頑張っていました。(ただの自己満足だったよなあ、と今では思いますが・・・)

それなのに思ったような評価をもらえず、悔しい思いをした経験もたくさんあります。
一見頑張ってない他が褒められると「自分の方がちゃんとやってるのに!」とモヤモヤした気持ちを抱えたこともありました。

こうした体験を経て、わたしが再び働くときに決めたことは「他人の期待にこたえる努力はしない」ということ。

結果どうなったか、わたしの体験を書いてみたいと思います!
頑張りすぎているあなたの、参考になると嬉しいです。

人の期待=他人の価値観

入社時などに「期待してます」と言われ(社交辞令なのは重々承知なのですが)、頑張ろうと思うのは自然なことです。
ですが、人の期待に応えたいと思うあまり、そのことが中心になってしまうのは考え物。

なぜなら、人の期待というものはあくまでも「発言した人自身の価値観」にすぎないからです。自分の価値観ではなく、他人の価値観なんです。ということは、人の期待にこたえようと必死になることは、他人のために生きているとも言い換えることができます。

期待にこたえ、褒められるとモチベ―ションもあがることもあります。なので、一概に悪いこととは言えない面もあります。

何事もそうですが、程度が過ぎると苦しくなってくるのは、理解できると思います。

人の期待にこたえる努力をやめるとは?

人の期待にこたえない、といっても期待をかけてくれている人を、ないがしろにするようななことではありません。

わたし自身がその人の期待にこたえているか、をジャッジするのではなく、期待をかけてくれている人に判断はお任せしますよ というスタンスです。(このスタンスでいれば、認められたいといった気持ちも少しおさえることができます。)

自分自身は、与えられた仕事や職責を果たすことだけに集中します。

自分の中でミッションを決めて(自分がみんなの役に立っているか 等)、それをベースにして、目の前のことに兎に角懸命になることに主軸を置いていくのです。

わたしの場合「誰かの期待にはこたえないけれど、目の前の仕事を覚える努力をする、そして(特に上司の)役に立ち、できれば欠かせない人員になる」と決めました。

欠かせない人員・・というのは他からの評価への期待が入りますが、実際どうであったかは、自分の肌感覚で決めようと考えていました。

与えられた仕事は真面目に取り組みましたし、知識や技術などで足りない部分は補う努力もしました。また、自分が持っている知識などで役に立ちそうなものがあれば、惜しむことなく伝え、フォローもしていきました。

誰か一人の期待にこたえるために、その人を全面的に肯定したり、他に急ぎがあるのにその人の用事を優先させる・・といったことはできるだけしないようにしています。

これが、わたしの考える「人の期待にこたえる努力をやめる」ことです。

評価は後付けだと実感した

こうした努力をしていき、色々あって契約満了にしたい旨を伝えたところ、しつこいくらいの引き止めにあいました。

また、直属の上司はあまり褒めてくれる人ではありませんでしたが、最後、リップサービスとはいえ「頼りにしていました」と、わたしにとってこの上ない言葉を頂くことができました。

さらに、いろんな人から「惜しい」「穴が大きい、本当に残念」と言っていただけて、自分のスタンスは間違っていなかったんだな、と改めて思いました。

その派遣先で働いた期間は短かったですが、ここまで惜しんでもらえた上、最後は本当に円満に去ることができました。

目の前のことに懸命になっていれば、お金や評価は後からついてくる、とよく言われています。そのことを実感した経験でした。(ちなみに引き止めの際に時給アップについても打診がありました)

自分自身がどうありたいか、は常に考える

とはいえ、日々に忙殺されてしまうと、以前会社員をしていたときと同じようになってしまいます。
自分自身を見失ってしまうんですよね。

なので、目の前のことに懸命になることも必要ですが、少しゆとりができたら、自分自身がどうありたいかということも考えてる必要があるのかな、と思っています。

仕事の他に何かをするにしても、漠然とダラダラやることがなくなるからです。
なりたい自分を思い描かないと、わたしはすぐにダラダラ怠けてしまう癖があるからなんですけどね。

勉強するにしても、ただ漠然とした目的だと、すぐに横においやってスマホゲームをしたり漫画を読んだりしてしまうので・・・・。

まとめ

人の期待にこたえなかった結果どうなったか、わたしの体験談を書いてみました。

職場によっては、誰かに気に入られた方が良いこともあるかもしれません。
それが自分の本心と合致していれば、それはそれで良いのかと思います。(たとえば、何かを成し遂げるための一つの手段として、誰かに取り入ることが必要であったら、割り切れるかもしれませんし)でもこれも結局は自分のミッションが軸となっていますよね。

自分がどうありたいかを軸にして、やれる努力はすべてしてみよう、と思った方が仕事をしていく上で楽かなあと思った次第です。

わたしが時間いくらの派遣で働いているからこそ、こうした考えを持ちやすいのかもしれませんが。

期待に押しつぶされそうになっているあなたの、何かのヒントになれば嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。