アラフィフ派遣のとしこです。みなさんこんにちは。
生きていると色んなことがありますよね。
いいことだけではなく、嫌なことも同じくらい(いやそれ以上に)出てきます。
わたしはこれまで、嫌なことがあったら「早く忘れよう」「この出来事を前向きに捉えよう」と無理に思うことで自分を削ってしまい、どんどん傷つけていました。
なん
あるとき、職場で理不尽な出来事がありました。
いつも通り、前向きに・・と考えようとしましたが、できませんでした。
そのとき、はたと気付いたことがあったのです!
と同時によく言われている「自分が今の状況を引き寄せている」という意味がわかってきました。
この気付きはとても大きかったので、備忘録として書いていこうと思います。
読み終わる頃には、嫌な出来事への捉え方が、本当の意味で「前向きに」なって、引き寄せが一歩前進していくかもしれません♡
目次
嫌な出来事から本音を探る
あるとき、職場でこんなことが起きました。
- 部署異動(厳密にいうと違うけど、異動と言っても差し支えない状況)
- 受け入れ先もわたしの異動を想定していない状態
- 仕事がない状態の継続(状況悪化)
- 異動先は色々窮屈(以前いたところの方がのんびりしていた)でやりづらい
異動については、寝耳に水のことでした。
ある日普通に出勤したら上司から突然話をされ、しかも「できるだけ早く席替えして」と言われる始末。
そのときは、受け入れ側もまだ準備ができていないということで、席替えはしばらく保留になりました。
異動したあと驚いたのは、当初、わたしが頭数に入っていなかったこと。
それゆえ、必要なものが用意されていなかったり、説明もなかったりと、なにかと急ごしらえの状態。
よく、ステージが変わり始めると「追い出し」がかかるといいますが、まさしくそんな感じ。
この出来事はとても不愉快で傷つくことでもありましたが、同時に本音を知るきっかけにもなったのです。
「大したことないし」とスルーするのはNG!
この出来事自体、普通に会社に勤めていたら「まああること」ではあります。
わたしも新人ではなく、職場の文化もルールもある程度知っています。なので、多少雑な扱いだったとしても「大丈夫と思われているんだろう」「わからなければ聞けばいいか」と考えていました。
「席はあるし、前もこういうことがあったし、通常運行だな」といつも通りスルーしようとしていました。
が、今回は不愉快な気持ちが強く、なかなかスルーできませんでした。
そのとき気付いたんです。
「あ、わたし雑に扱われるの嬉しくないんだ」「嫌だったんだ」ということに。
以前勤めていた会社では、数か月前に入社が決まっていたのに、PCも何も用意されていないということがありました。
それでも「わたしなんかを入社させてくれた会社」だから、「わがまま言えないな」と、モヤモヤした気持を抱えつつ、物わかりよく過ごした経験があります。
これ、おかしいですよね。
いま思えば、自分を「選ばれる側」にして、下に置いていたんです。
この考え方は、自分に根付いているようで、どこにいっても割と雑な扱いをされて(そのたびに自力で解決していったので、まあ逞しくはなりましたが)、不愉快さを堪えて・・ということが多くありました。
今回初めて、本当は嫌だったということが自覚できたのです。
不愉快な気持ちはスルーせず「本当はどう思っているか」を自分に問うことで、本音を浮き彫りにすることができます。
この行程は、とても大切。
意識に上げることができれば、別なものと変えることができるからです。
何をされたら嬉しいか?を考える
この気付きが得られただけでも大きいのですが、そこから更に「どうだったら自分は嬉しいんだろう」と一歩進んで考えることにしてみました。
- 異動するなら歓迎されたいし、丁寧に扱われたい
- せめて受入れ準備はしてほしい
- 不必要に物わかりよくしたくない(不手際をナアナアで済ませないでほしい)
- 頑張りを「当たり前」ではなく労ってほしい
などなど。
「大事にされない自分」だからこそ、「逞しい自分」になろうとしていたわけですが、「大事にされながら」「逞しい自分」になってもいいんだよな、と思い直しました。
嬉しいことを自分の前提とする、と決める
「こうだったら嬉しい」ということを挙げたあとは、それらをこれから自分が持つ前提とすると決めます。
そう決めたら、「大事にされる自分」という意識を持って現実世界で行動を積み重ねることも大切になりますよね。
大事にされないということは、これまで自分自身が「大事にされなくて当たり前」な行動をとっているはずなのです。
例えば、組織図に名前が抜けていた という場合。
普段なら「忘れることもあるから大丈夫!」と「ききわけのいい自分」でいましたが、そういうう態度を取らない など。
悪態をつく必要はありませんが、必要以上に「何をやっても許してあげる」キャラになる必要もないですからね!
「これは嫌だったんだ」と意識に上げることが大事
現状というのは、無意識の自分の選択の繰り返しによって作られています。
無意識なので「いつの間にか」「気付かないうちに」、いつもと同じ行動をとってしまうんですよね。
何か嫌なことが起きたとき、「またこのパターンか」「いつものこと、仕方ない」「自分はそういう扱いを受ける人」とスルーしてしまわず「これは嫌だったんだ」と意識に上げ自覚することが、これからを変える大きなきっかけになるのです。
そのためにも、普段の自分の言動に敏感になっていきたいですね。
嫌なことをノートに書いて、ひっくり返してみる
今回わたしは、嫌なできごとをノートに箇条書きにしてみました。
それを並べて、改めて「嫌だった」と書くことで、ハッキリ自分に自覚をさせたのです。
そのあと「どうだったら嬉しいか」を考えるとき、嫌なことの逆を考えながら書いてみました。
「どうだったら嬉しい」とか「どうなれば理想」といったことは、結構ぼんやりしていることが多いですよね。
「どういう扱いを受けたいかが浮かばない・・」という場合は、嫌なことの逆を考えてみるといいですよ!
まとめ
嫌な出来事は、できれば起きてほしくないものです。
ですが、受け止め方次第で自分の本音を知るとができ、そこから「理想の世界」への前提を作ることができます。
嫌なできごとだけでなく、うまくいかないことも、うまく使えば「何が理想か」を掴む材料になりますよね。
もちろん、本当に何も気にしていなくてスルーできるものは、無理して「嫌なこと認定」をする必要はありません。
だけど「本当は嫌だけど」と軽く流してしまっているものは、ハッキリ「嫌だったんだ」と自覚してみてください!自覚することで、自分の本音を探ることができるはずです。
嫌な出来事も上手に使って、理想の生き方へのヒントにしていきましょう!
参考になれば嬉しいです♡
最後までお読みいただき、ありがとうございました。