【引き寄せ】「自分ほめ日記」を1か月つけてみた結果

引き寄せ実践中・アラフィフ求職中のとしこです。みなさんこんにちは。

引き寄せを実践していく中で、自分への信頼や自信はとても大切なことと学んできました。ただ、他との比較の中で育つと、自分軸ができにくく、そして自分を信じることが難しくなります。

先日、この本を読んでみました。

自分自身の周波数を変えれば、人生が変えられる(超意訳)ということが、科学的な視点から書かれている本です。「量子力学」と書かれていますが、とても分かりやすく解説されているので、すらすら読めます。

肝心の自分の周波数をあげるための方法として、「自己肯定感を高める」「過去の封印を解いて受け入れる」「相手に寄り添い共感する」の3点が挙げられています。

一見難しいこの作業を簡単に取り組める方法も書いておりまして、その中のひとつが「自分ほめ日記」。自己肯定感を改善するのに良いのだそうです。

ノートとペンがあればできてしまう「自分ほめ日記」。簡単なので1か月ほどトライしてみました。さて、自己肯定感は高まったのでしょうか?

目次

相手と自分ではなく、自分と自分の関係を見ることが大切

自分自身を大切にするための第一歩は、自分を見つめなおす作業が必要になります。そのときに「自分と相手との関係を見つめる」のではなく、「自分と自分の関係を見つめる」ことが重要なポイントになります。

自分と相手との関係を見つめるということは、人に対して自分がどうありたいか、そして相手が自分をどう扱っているのか という相手視点での見方になります。

対して、自分と自分との関係を見つめる場合、自分は「わたし自身」をどう扱っているか という、深い部分での自分の在り方を見つめることになります。

どちらも自分を見つめる ということにおいてはとても重要なのですが、前者は顕在的なもの、後者はより潜在的なものになります。

自分との関係を見つめなおすことで「潜在的に否定している自分」に出会う確率があがります。ここに気づき、否定をなくしてあげないと、自己肯定感は上がりません。

自己犠牲の意識に注意

この本では、筆者の過去の経験から、特に「自己犠牲」の意識には気を付けるようにと書かれています。

わたしも過去「わたしが頑張ればいい」といって、ムダに仕事を抱え込んでいたことがあります。今思えば、頑張ることで認めてもらいたい、という意識が働いていたのでしょう。結果は、いいように使われるだけで、高い評価はもらうことができませんでした。

そして「あんなに頑張ったのに」という気持ちが勝ち、承認欲求をこじらせてしまいました。また、更に自己犠牲が働いて「自分を壊して働けば認めてもらえるかもしれない」というような、負のスパイラルに陥ってしまっていたのです。

自分ほめ日記のやり方

潜在的に自分をどう思っているかなんてわかんないし、いきなり自己肯定感をあげろと言われてもどうすれば・・・。

そう思っているあなたにぴったりの方法が、この本に紹介されています。それが「自分ほめ日記」。

やり方はとても簡単。ノートに毎日、自分をほめる日記を書いていくだけです。

いきなり長文から始めると挫折してしまいます。3~5個程度を箇条書き、とライトな感じで進めていきましょう。
書いていくと、マイナスに思っていることや知らない間に自分を責めているところが見つかってきますよ。

当たり前と思っていることもほめる

自己肯定感が低いと、ほめポイントなんてそうそう見つからないですよね。
そういうときは、普段当たり前と思っていること、例えば「食器を洗った」とか「掃除をした」とか、そんなことでも良いのでほめてみましょう。

無職になって思うのは、「当たり前」のハードルがすごくあがっていて、同時に自分へのハードルも無茶苦茶引き上げてたんだなあということ。

今のわたしからすれば、「毎朝きちんと会社に行く」ことは毎日のほめポイントです。満員電車に乗って、決まった時間に会社に行くなんて、凄いわと本当に感心します。

そうやって、当たり前と思うことでもほめてあげることで、自分のほめポイントがどんどん出てくるようになってきます。

「出来事」+「形容詞」で短く書く

書き方のポイントは短く。出来事と形容詞だけでOKです。
たとえば、

  • 朝起きてご飯の用意をした、わたし偉い
  • 掃除したあと買い物までいった、わたしすごい
  • ブログの記事1本書いた!わたしすごいよね

こんな感じです。すごい!と心から思えなくても大丈夫。繰り返していくうちに、徐々にポジティブになっていくそうです。

また、慣れてきたら徐々に「人との関係」でもほめてあげるとさらに良い、と書かれています。たとえば、

  • 人にイラっと来ることを言われたけど、受け流せた。わたし偉い!大人の対応!
  • 笑顔で人と話せた、わたしすごい!
  • 会社の人に「おはよう」が言えた!えらい!

こんな風に、イラっときたとしても受け流せたり、ムカついたけど最後まで話を聞けた自分を責めるのではなくほめる、と言った具合です。

人に対して感謝の気持ちが持てたら、そこもほめポイントとして書いてあげても良いです。

ほめ日記を続けていくと

こうしてほめ日記を続けていくと、自然と周囲の人に対しての行動も変わるし、また良いところを探そうと意識が働いていきます。

だんだん、ほめられることが多くなり、自然に自己肯定感が強くなってくる・・・と変化していきます。

こうなってくると、見ている世界が変わってきそうですよね。

1か月実践してみた結果

日記で自己肯定感があがるなら・・と、自分ほめ日記を1か月ほど続けてみました。ちなみにこれはまだ続けています。

ただわたし、このブログを書いている時点では無職なのであまり人と関わらないんですよね。というわけで、人との関係でのほめ日記というはあまりつけていません。

最初はほめるとこなんてない状態だったので、とにかく当たり前と思っているものを書いて、無理やりほめています。

  • 英語の勉強を続けている、えらい!
  • ブログの記事が書けた、すごい!
  • 予定していたことが全部できた、わたしすごい
  • 余裕をもって家を出た、わたしすごいやればできる

・・・なんとも言えない内容ですよね。今は多少進化していますが、内容としては似たりよったりかもしれません。

「できなかったこと」にフォーカスしていることに気づく

正直、半信半疑で始めているこのほめ日記。一つ気付いたことがありました。

それは、「できたこと」ではなく「できなかったこと」に日々、フォーカスして過ごしているということです。

わたしは今無職なので、二度寝も昼寝もし放題です。

旦那さんを見送って、少し家事をやったあとに「少しだけ寝よう」と二度寝→うっかり昼まで寝てしまった・・ということも多々あります。

その後、寝過ごした分をリカバーすべく、色々動くのですが、「二度寝してしまった」「起きていればもっと有意義な1日になったかもしれないのに」「だらしなくてダメだなあ」とどんどん自分を「ダメ人間」認定していました。

普通に働いている人からすれば、二度寝で昼までなんてダメ人間の最たるものかもしれません。

が、こうして「できなかったこと」を積み重ねることで、自己肯定感はどんどん下げてしまっているのです。

それにいまは働いてないのに、会社員とくらべるのもナンセンスですしね。

そこでその日の日記には「昼まで寝てしまったけど、その後やろうと思ったことは全部やった!わたしやっぱりえらい!」と書きました。
そうすることで、失敗をリカバーした自分をほめるようにしたのです。

1か月後の心の変化は?

日々あまり外に出ない無職なので、大きな変化があったかと言われればわかりにくいです。でも、毎日全く何もせずだらけているわけではなく、家事をしたり、英語の勉強をしたり、ちゃんとやってるじゃん自分、という意識を持つことはできました。

自己肯定感は、ほんのちょっぴり高まったように思えます。

というのも、わたしの母は、他の誰かが何かをしたとき(例えば留学とか、起業したとか)、過剰にほめるのことがあるのですが、その話を聞いたとき、以前よりも「わたしは何もしてない」感が弱かったからです。もちろん、胸は苦しかったし、自己嫌悪が襲ってきました。が、以前ほど引きずらなくなりました。

仕事をし始めるようになったら、自己嫌悪がたくさん襲ってくるようになると思います。自分を雑に扱わないようにするためにも、しばらくほめ日記は続けます。

次のステップは「おかげで日記」

ほめ日記にある程度慣れてきたら、次のステップは「おかげで日記」になります。
簡単に説明をすると、ネガティブにとらえているできごとに対して「おかげでポイント」を探して「〇〇のおかげで、今こんなことができる」と書いていくものです。

たとえば「遅刻をしたおかげで、この時間では間に合わないことがわかった」といったことです。

わたしはときどき、ほめ日記と平行してやっています。というか、自然におかげで日記になっていることがあります。

おかげで日記の肝は、文章は長くなってもいいので、おかげでポイントを見つけて、ネガティブな出来事もポジティブに転換していくこと。

ここまでできれば、物事に対しての捉え方も変わっていくので、人生変わるんだろうなーと思っています。

まとめ

自分ほめ日記を1か月続けてみた体験でした。いかたでしたでしょうか。
割と簡単ですし、続けやすいなと言う印象です。反省ではなくほめるので、悪い気分もしませんしね。

ほめることを書いてくと、結構な頻度で自分を責めていることがわかってきます。できたこともたくさんあるのに、できないことをわざわざ見つけてしまうのです。普段からこの視点でいると、他の人に対しても「あら捜し」をしてしまうんですよね。

そういう点からでも、普段からほめポイントを探してみることは、他の人に対しても良い点を見るようになるので、対人関係にも良さそうですよね。

ほめ日記はこの本の中の一部内容にすぎません。これ以外にも、自己肯定感をあげるヒントがたくさん書いてありますので、興味があれば是非手に取ってみてください!

「自分ほめ日記」を3か月続けた体験談はこちら

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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