アラフィフ派遣のとしこです。みなさんこんにちは。
引き寄せの勉強をすると、「言葉自体は普通のものだけど、意味するものは何?」という言葉をよく見かけませんか。
「前提を変える」がまさしくソレで、長年「わかったようでわからない」状態でした。
しかも、引き寄せは「あなたの前提を叶えている」という表現も良く見かけていたため、ますますよくわからない状態が続いていました。
ここ最近、嫌な出来事が続いていて、そのとき「前提ってもしかして・・・?」と気付いたのです!
嫌なできごとって辛いですが、確かに「自分の前提が叶えられてるな」と知るきっかけにもなりました。
備忘録も兼ねて、書いていこうと思います!
前提ってナーニ?と思うあなたの、参考になれば嬉しいです。
前提とは「自分が設定している世界観」
これまでの体験から、わたしが考える前提について書いていきますね。
前提とは「自分が設定している世界観」。それも、無意識で設定してしまっているもの。
無意識だからこそ、自覚がないまま望まない方向へ自動選択してしまっているとも言えます。
もう少し詳しく見ていきましょう。
その世界観は「当たり前と思っていること」によって形作られている
無意識で設定している世界観、これは自分自身が持っている「当たり前だと思うこと」、
つまり、ある種の「固定観念」によって形作られています。
長い間、疑うことすらしていないもの、言ってみれば長い時間をかけて自分に染み込ませていったもの。
「時間より早く到着するべき」「女だから事務仕事をするべき」「家事全般は女の仕事」などなど、自分が無意識に採用している考え方や物事の捉え方がたくさんあるはず。
それらをベースに様々な場面で無意識に選択を繰り返し、今が形作られています。
いくら頭の中で理想の生活や仕事を望んだとしても、実際採用するのは頑固にこびりついた「うまくいかない現状の考え方や捉え方」。
メソッドを繰り返して多少うまくいったとしても劇的な変化は見られず、気付けばいつもと変わらない自分がそこにいる・・・という結果も納得ですよね。
ここを書き換えない限りは同じことが続く
頭であれこれ理想を描いてメソッドを繰り返したとしても、肝心かなめの部分が変っていなければ、最終的な着地点は以前と変わりありません。
これまでの自分がうまくいっていないのであれば、根本から変える必要があるのです。
理想の自分が持っている前提はどのようなものかがわかれば、それに書き換えることで、望む結果を手に入れることができる・・・とも言えます。
自分がどんな前提を持っているか、ここに気付くことが書き換えの第一歩
「当たり前」と思い素直に受け入れているものは、疑問に思うことすらしません。
・・・・ではこれまでの前提を崩すにはどうしたらいいの?
それは割と簡単で、採用している前提に「気付くこと」。
つまり、意識に上げることで「これまでの前提」を崩すきっかけとしていけばいいのです!
嫌な出来事が起きたり、モヤっとしたときが気付きのチャンス
無意識の前提を意識に上げるって、無理難題なのでは?
たしかに、「無」意識なのだから、それを意識に上げるのは難しく感じますよね。
そんなときは自分の「感情」や「体感覚」を使っていきましょう!
特に感情や体感覚が働きやすいのは、嫌な出来事が起きたとき。
- 不愉快な気持ちが消えない
- モヤっとしたとき
- 傷ついたとき
- イラっとしたとき
・・こういった感情や体感覚(腹の底がムカムカするなどの不快な感覚)を流してそのままにするのではなく、「何故こんな感情や体感覚が起きたのか」を見ていけば、「望まない今の自分を作っている前提」が見えてくる(=意識に上げることができる)というわけです。
わたし自身も、このことにようやく気付いたのですが、気付いたあとは不快な感情や体感覚がきたら「前提を見直すチャンスが来た!」と受け止められるようになりました。
仕事上で嫌な出来事がたくさん起きたのですが、そのおかげで「自分がどう扱われたいか」「本当はどう在りたいのか」が少しずつ見えてきています。
ネガティブを有効活用して、「自分が叶えている前提」をしっかり見極めていきましょう!
嫌な前提なら、ひっくり返せば「望む前提」になる
自分が叶えている「望まない前提」がわかれば、あとはその前提を変えていくだけです。
意識に上げるだけで、いわゆる“ブロック”は取れてきていると言ってもいいと思います。
「何でこんな前提を採用していたんだ?」と疑うことができるからです。
これまで当たり前として受け取っていたものに疑問の余地を挟むことができれば、前提を変えることはさほど時間はかからないでしょう。
もちろん、頑固なものもありますが、それでも意識に上げれば軌道修正することが可能になります。地道に修正していけば、新しい前提が自分にものになっていくはずです。
前提を変えるポイントは?
わたしも今まさに前提を変えている最中ですが、こんな感じで脳内処理しています。
例)仕事を自分で選ぶと失敗する
- 自分で決めると失敗するという前提がある(まずここに気付く)
- 深堀りすると、選ぶことで失敗したくない、その責任を負いたくない気持ちがあることがわかる
- 選んだ方が成功するという前提or都合よく向こうからやってくるという前提をつくる
- 自分の中にすっと落ちていく前提を選ぶ。わたしは「都合よくやってくる」方が素直に受け入れることができました。
大事なのは、自分がしっくりくるものを採用すること。
世間一般で「いい」と言われるものは、あなた自身が実は納得いっていないものの可能性が高いからです。
わたし自身、やりたい!と思っていたことが、実は「やりたいと思い込んでいただけ」だったことに気付き、時間とお金をかなり無駄にしました。
それでも思考停止状態で進むよりは、傷は浅かったなと思っています。
まとめ
簡単ではありますが、前提について、わたしなりの考えをまとめてみました。
前提を変えずに無意識の選択を繰り返していくと、現状が強固に意地されてしまいます。
前提はある意味根っこの部分。
これを別な場所に移すことが、とても大事になるのかなと思っています。
これまで、あれこれメソッドをして努力をしてきましたが「現状が多少良くなった程度」で終わっていました。
前提を変えてこなかったため、無意識に現状維持の選択を続けてしまっていたのだと思います。
イマイチ現状を打破できない・・と思って悩んでいるなら、どんな前提を叶えているか?に目を向けてみてください!
少しの気付きが、変化の糸口になるかもしれません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。