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マインド

【アラフィフ派遣】全く興味のない仕事に真剣に取り組んだ体験談

アラフィフ派遣のとしこです。皆さんこんにちは。

派遣の良さは業務が決まっていることです。

正社員の頃を思い出すと、業務外の仕事がしれーーっとやってきたり、挙げ句異動があったりと、希望の職種でずっと仕事をするのは難しかった記憶があります。

そんなわけで希望職種で派遣の職にありつきました。

が、コロナ禍ということもあり、本職があまり稼働せず、なぜかメインになっているのは「専門外の業務」。

一応、顔合わせの際には軽く説明を受けていて、メインではなくあくまでも忙しいときのサブで、という説明だったのですが・・・・。

納得いかないまま数か月。

本来業務はほぼなく、おまけに近いこの業務がじわじわ浸食していきました。
それでも仕事が暇すぎるよりはマシだと思い、更には仕事が忙しくなるよう願っていたら、今の業務にがっつりハマり、メインの仕事となっています。

不満ばかりを持っていても仕方ありません。とりあえず年度内は今の業務に絡むことは間違いないのです。ならば真剣に取り組んでみようと、少しギアを入れて取り組むこと3か月。

一体どんな結果が出てきたでしょうか。体験談を書いてみたいと思います!

専門外?それでも仕事があるありがたさ


今の派遣先での悩みは、とにかく暇で暇で暇で仕方なかったこと。苦痛以外の何ものでもなく・・ネットも自由にできず、かといってスマホをいじるわけもいかず、出社時は午前中座ってるだけでぐったりでした。(午後は睡魔との闘い)

苦痛を知人に愚痴ってみたら、ぼーっとしているだけでお金がもらえていいじゃんと言われたり、暇でお金もらえるなんて変わって!とも言われたことも。いや変わったら即シボウですよあなたみたいなワーカホリックは、と心の中で毒づいたこともありました。

そんな状態だったので、不本意な仕事でも「日々やることがあり、1日それなりに過ごせるのはとてもありがたいこと」と思って過ごしています(今も)。

つまらないなりに工夫をしてみた

仕事があるとはいえ、正直不本意なものです。ですが、この仕事がなくなってしまったら、また暇すぎる日々を過ごすことになります。

そのため、つまらないなりに工夫をこらしてみることにしました。

今メインで行っている業務は、細かい作業が多く発生するため、まずは段取りの工夫をするところから取り組んでいます。

エクセルで管理表を作成、ついでに関数の勉強も

案件ごとの進捗を確認する管理表を作成し、煩雑な処理を少しでも交通整理しやすくしました。
案件数が少ないときは、システムから抽出した表をコピペしていたのですが、増えてきた今は、一覧から簡単に抽出できるような関数の勉強もしました。

面倒で細かい業務を効率化するために手順書やまとめを作成

業務内容が言えないのがもどかしいのですが、様々な処理が発生する性質のものでもあるため、うっかりミスや間違い、勘違いをしがちです。
頭の整理も兼ねて、作業手順書や、まとめを作成しました。

多数にメール連絡をすることもあるため、定型文一覧を作成し、コピペで済むようにしたり、段取りを図入りで分かりやすく解説したものを作成し、頭に入りやすいようにしました。

立場は派遣ですし、基本残業はダメという派遣先でもあります。(今は状況的に残業してもいいから進めて、という感じで特例です)そのため、効率よく仕事を進めることがとてもとても大切になっていきます。

入り組んだものをいったんほどいて、整理することはもともと嫌いではないようで、この作業は割と楽しんでできました。

段取りを組んで効率を考えて工夫をするのはどの業務内容でも共通することです。

これから仕事を続けていくにあたり、良い経験になっているかもしれないなあと感じています。

苦手ファイリングにも真剣に取り組む

わたしは昔からファイリングが苦手です。

ですが、仕事とファイリングは切っても切れない関係。どんな仕事内容でも絶対について回るもので、逃げることはできません。

なぜ苦手かを、良い機会なのでじっくり考えてみると・・・

  • 背表紙が上手に作れない
  • テプラが上手にできない
  • インデックスに上手に文字が書けない
  • 結果全て付箋だより&クリアファイルになんでも入れた方が楽

・・・割とどうでも良いことで悩んでいたようです。

苦手の原因もわかったので、せめて背表紙とインデックスまでは頑張ろう(テプラへの苦手意識が半端ない)と、真剣に取り組むことにしました。まあ、割と目も覚めますしね・・。

書類の封入作業も丁寧に早くを心がける

封入作業が実は割と好き、という方は結構いるのでは。

手を動かすので目も覚める上、仕事している感がありありと出せるので、わたしは結構好きです。

黙々と作業しているときは、かなり集中していることもあり、達成感を存分に味わうこともできますしね。

今の業務では、封入作業もそれなりの数発生しますが、簡単な仕事だからと雑に片付けるのではなく、丁寧に早くを心掛けて行っています。
三つ折りだって、綺麗にできれば満足度が高いですしね!

どういう向きで入れたら早いか?などなど、ゲーム感覚を味わいながら手を動かすことも(一人で)。

業務上必要な知識は積極的に取り入れる

これまで業務上必要な知識は、興味のあるなしにかかわらず積極的に取り入れてきました。
その姿勢は今でも変わっていません。

が、今の業務は本当につまらないと感じていたので、頭にあまり入ってなかったんですよね・・。

というわけで、ある程度慣れてきた段で、再度取説的なものを読み込むことにしました。

どの段階にいったら何の業務が発生するかがなんとなく見えてきたので、全体を把握するのに役立ち、頭がより整理されてきたように思います。

真剣に取り組んだ結果は?

・・・そんな感じで3か月ほど、不本意ながらも真剣に取り組んでみました。
すると、思いがけない結果が得られました。

仕事に厳しい先輩が認めてくれていた

立場は同じ派遣なのですが、仕事がとてもできる先輩がいます。
ソツなく、丁寧で早く、理論的・・といった感じで、理想的な仕事の仕方をする人だなあと思っていました。

そのため、ちょっと厳しい(怖い)印象を受けていて、少し苦手でした。

が、あるとき、その先輩と話をする機会があり「本来業務でもないのに、文句も言わず真面目にやっててえらいなあと思ってたんだよね」と言われ、うれしかったのを覚えています。(外では文句言いまくってましたが、それはさておき)

つまらないと思っていた仕事かつ、やって当たり前と思われている節もあり、時折虚しさを感じてもいました。が、すこし報われたかも、と感じた瞬間でした。

問い合わせがわたしに来るようになった

すっかり担当として認められたのか、「この件どうだったっけ」「これどこまで進んでたっけ」的な問い合わせが、わたしに直接入るようになりました。

書類の戻りも、最初にわたしに来るようになりました。

処理に必要なシステムの操作の仕方も聞かれることが多くなり、あー、すっかり担当だわね・・と実感しております。

達成感は持てるようになり、何でもできるという自信はついた

それなりに達成感はありますし、慣れないことでもやればちゃんと進めることができることがわかりました。

そのため、割となんでもできるな、という自信がついています。

また、一見難しそうなことでも、一回やればさほどでもない、ということも改めて認識することができました。(社内のとっつきにくいと思っていた人が、割と親切なこともわかりましたしね)

他社に行っても、こんな風にビビらずやればいいのか、とすこし気が楽になっています。

まとめ

全く興味のない仕事に真剣に取り組んでみた体験談でした。いかがでしたでしょうか。

仕事は、自分が興味があって好きだと思えることができるとは限りません。

面倒だ、難しいと思うことこそ、実力を伸ばす良い機会 とも言います。

また、自分が向いていると思っているものと、実際向いていることが違う場合もあるでしょう。

今回思ったのは、興味の少ない仕事ほど、気持ちを入れずドライに取り組むことができるんだな、ということ。

わたしは今の仕事に関しては、淡々と進めていくことをモットーとしています。これが功を奏しているのか、なかなか良い仕事っぷりなのではないか、と自画自賛しております。

期間限定と決めたので、余計ドライに取り組めている可能性もありますが。

ただ、工夫をすればそれなりに楽しい側面もやりがいも感じられるんだな、ということが改めてわかりました。結局自分次第なのかもしれません。

今の派遣先の終わりを決めていますが、この考え方は次にいっても採用しよう、と思っています。

もし、今の仕事にまったく興味がなくても、ほんのちょっぴり真剣に取り組むふりをしてみては。脳は騙されやすいとも言いますので、少しだけ楽しくなってくるかもしれません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。