【アラフィフ派遣】同僚・先輩のアピールがうざい!対処法は?

アラフィフ派遣のとしこです。皆さんこんにちは。

職場を見渡すと色んな人がいますよね。仕事ができる人、割りといい加減な人、問題児・・・と、どこの会社にも同じようにいるんだなあ、と観察してしまいます。

さて、そんな中でもモヤモヤが溜まりやすいのが「仕事はできるものの、過剰アピールをする人」。
実際にかかわると、言葉は悪いですが、「うざい」ことがわかりました。

できれば適当にいなして、それなりに良好な関係を保ちつつも自分のモヤモヤを少なくしていきたいところ。

そこで、実際にわたしが取ってみた対処法をお伝えします。

うざい同僚・先輩に困っているあなたの、助けになれば嬉しいです。

目次

「出しゃばりたくない」と言っていたのに・・・

わたしの派遣先は、基本的に皆さん良い人ばかりです。色々細かい方もいますが、まあそれは許容範囲と言うことで。

仕事内容が微妙なところは、派遣なので仕方ないかと割り切ろうと努力をしています。

初日、久々の仕事で緊張マックスのわたしに、とてもとても優しく接してくれる派遣の先輩の方がいました。ランチも気さくに誘ってくれるし、見ているとてとても気がきいていて、仕事もテキパキ任されている感じ。

これはとても良い方に巡り合えて、わたしラッキー!と思っていました。

ある日、「派遣だからでしゃばりたくない」「基本仕事は社員から聞いてもらえると嬉しい」的なことを言われました。まあそれもそうだよな、と思い、なるべく社員の方に説明を求めたりと、なるべく先輩に迷惑がかからないように、と行動していました。

・・・が、社員さんから説明を聞いていると割って入ってきてあれこれ口出しをしてきたり、はたまた「わたしが説明しても良いですか?」と場を仕切り始めて見たり、挙げ句「わたしこんなに頑張ってる!」アピールを社員の方の前で始めてみたり・・・。

かくして、就業1週間で「でしゃばりたくないという割りにはすげえアピールしてないか?」という疑問を抱き、日が経つにつれ、確信へと変わっています。

先輩さん、派遣歴の方が長いせいか、どうやら社員になりたい気持ちがとても強いのです。

そんなに社員になりたいのであれば、さっさとエージェントに登録して転職活動をすればいいのに、と思っています。が、なぜかそういう具体的な行動はとらずに必死のアピールをしている不思議。

結局居心地が良いんだろうなあ、とその様子を眺めています。

根がとても良い人なので、モヤモヤマックス

おせっかいという名のアピールは、その先輩のペースでやってくることが多いです。

そうすると、わたし自身、ペースが乱されてとてもやりづらくストレスが溜まっています。仕事自体、あまり面白みを感じていないので余計そう思ってしまうのでしょうが・・・。

特にイラっとくるのが、自分の無力感をまだ日が浅いわたしを使って満たすところ。これ、わたしが仕事覚えて回せるようになったらどうするんだろう、他にターゲットを探すのか?と思ってしまいます。

色々細かく気が付き、工夫するというのは素晴らしい能力なのですが、それと同じ対応をわたしにも求めるのがまた厄介で非常に窮屈です。

わたしは自由度が低いところだと逃げ出したくなるタイプなのですが、そんなこんなで、今のところは長居無用かな、となんとなく思い始めています。

こうして書いていると、アピールがすごい仕切りたがりに見えますが、仕事を離れて話をすると、とてもとても優しい良い人なのです。ただ、承認欲求がびっくりする位強く、認められたい!という気持ちが表に出ると厄介になってしまうようです。

根はとても良い人ゆえ、イライラしたり、悪く思う自分がいけないのか?という気持ちになり、かなりモヤモヤしてしまいます。

わたしが取った対処法

円満に距離を置きたいところなのですが、なかなか難しい現状があります。先輩の気持ちを尊重しつつ、今のところに固執しても意味ないよ~視点を変えてみようか~という風に促してみようと考え、色々策を練ってみました。

人を変えることはできないので、自分を変えるしかないのはわかっているんですけどね・・。それはさておき。

褒め倒しつつ転職を促す

先輩の承認欲求を満たすには褒め倒すしかないでしょう。とはいえ、就業して日が浅く、しかも自分と同列(多分それ以下と思っている)派遣社員から言われたところで「当然でしょ」くらいにしか思わないかもしれません。(こういう風に思うわたしも性格悪いなと思ってしまいますが)

が、素直にお礼を言われたりするので、良心の呵責が起きる始末。

「こんなに気が利くのもある意味特殊能力だから、それを生かせるところに行った方がもっと給料もらえるかも!」
「紹介予定派遣とか、年齢が1歳でも若いうちにやった方がいいと思うよ」
「とりあえず、社員になりたいなら動いたら?派遣会社も大手だったらたくさん案件あるだろし、登録するだけタダだし」

などなど、オブラートに5重くらいに包みながら、今のところに固執するのは時間の無駄だよ、と伝えています。

仕事熱心だし、実際仕事もできるんだから、もっとリターンが多いところに移ったらいいのに、と本当に思いますしね。

休んだ日に「何事もなく順調だったよ」と報告

先輩のような「フォローやりすぎ」タイプの人は、「自分が休んだときに仕事が回らなくなる」ことを若干期待する節があります。

案外、そういう人がいなくても1日順調に回ってしまったりするんですよね。

多分ですが、その先輩が契約満了でいなくなったとしても、混乱するのはほんの少しで、後は徐々に順調に回っていくはず。

組織としては一人欠けても回っていくのが健全な姿です。たかが派遣社員一人が抜けたところで回らないのは、病気レベルでヤバイでしょう。人員と業務の見直しを即すべきなのです。

というわけで、休み明けの先輩には「順調に回ってました~」とアホな振りして報告しておきました。

社員のメリットを淡々と説明してその気にさせる

わたしは正社員歴が圧倒的に長いので、社員のメリットを説得力を持って話すことができます。

ときどき、退職金のことや福利厚生のこと、何よりボーナスや給料のことを淡々と説明をしています。あとは有休休暇の日数についても。

特に退職金やボーナスが欲しければ1日でも早く社員になれる環境を探した方が、年収に凄い差が出るよ、など、心をちょいちょいくすぐってみています。

開き直って全力で甘える

なんだかんだ言いながらも何でもやってくれる、助けてくれるなら、全力で甘えてしまおう作戦も平行しています。

正社員歴長い割りには大したことないねー、と思われるかもしれませんが、そんな評価どうでもいいです。勝手に評価つけてください、という感じですしね。

ただ、甘えすぎると自分が困る結果になるので、加減が難しいです。

必死だな、と突き放して観察する

過剰アピールがかなり鬱陶しい時があるのですが、そのときは「必死だな」と突き放して観察をするようにもしています。

必死になるような事情を抱えているのだろう、とも決めつけています。(先輩のプライベートな事情はわかりませんが)

そういう風に見ていると「根性あるな」と、逆に尊敬の念さえ出てきてしまいます。

観察していると、役職者へのヨイショもしっかりやっています。色々観察するにつれて、精神的なタフさも含めてすごいなあ、と素直に感心している自分がいます。

わたし自身にはそういうガッツはないので、少し見習ってみようかな、とも思ってしまいました。

個人的にはこの方法は、自分の感情を落ち着かせるのに役立ちました。

この方法は割と良いと思います。というのも、別なモヤモヤが発生したときに、自分と感情を同化させない訓練にもなるからです。

とりあえず次の契約日で去ろうと決める

そんなこんなで、派遣先での就業は、上手に割り切ることができていません。
仕事内容が面白みがあればまだ良いのですが、それもないですしね。

派遣の良いところは契約期間で考えることができること。
今は次の契約日を最後に、となんとなく決めています。こうすることで、理不尽なことをがあっても、自分の中で折り合いをつけることができますしね。

次までの間に、延長したいと思える何かがでてくれば、更新するかもしれません。

まとめ:過去の自分と先輩が重なった

出しゃばりたくない、と言いつつアピールがすごい先輩の話でした。これは、派遣も社員も関係なくよくある話かもしれませんね。

先輩は、承認欲求の強さが仕事への気遣いに行っているのかもしれません。社員になれたら逆方向に変わるのだろうか、はたまた更に気遣いがパワーアップするのだろうか、とそちらにも少し興味があるのですがそれはさておき。

先輩の認められたいという気持ちはよくわかります。頑張っているのにそれが認められないはがゆさも、なんとなく理解できます。

なぜなら、過去の自分が同じ気持ちを持っていたからです。

わたしも、仕事ができる人と言われたい、褒められたいと思い、身体を壊す直前まで仕事にまい進していました。

正直やりすぎている部分も多々あったと思います。

色々頑張ってはいたものの、認められたい気持ちが強すぎたせいか、思ったような評価ももらえませんでした。

そんな過去の自分は、今の先輩と同じように押しつけがましかったのだろうか、と改めて考えてしまいました。

承認欲求は持っていてもいいけれど、やはり自分の軸がないと周りを振り回すこともあるんだな、と気付くこともできました。

そう考えると、先輩にはちゃんと自分軸で自身を評価してあげてほしいな、という気持ちも出てきます。

とりあえずは次の契約期間までと決めたので、自分の立ち位置含めて改めて再確認していこうと思えました。ずるずると現状維持をせずに済みそうなので、そのあたりは先輩に感謝かもしれません。

この手の人は、できるだけ上手に距離を取りつつ、突き放して観察するのが一番なのかもしれませんね。自分に対する気付きも出てきましたしね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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