アラフィフ派遣のとしこです。皆さんこんにちは。
ドキドキの初日はあっという間にすぎ、今は心を無にして自動的に通勤しています。
初めての職場も、行けば確実に徐々に慣れていきます。1年以上無職をしていても、それなりにリズムを掴めるものだな、と思いました。
覚えることはこれからたくさんあります。ちゃんとついていけるだろうか、みんなとうまくやっていけるだろうか失敗だらけだったらどうしよう・・・などなど、尽きない不安が毎日襲っています。同じようなアラフィフ派遣の皆さんも多いのではないでしょうか。
わたしはそれなりに転職回数もあります。過去の経験と、新しい派遣先で実際にわたしがやっていることから、職場に慣れるまでの心の持ち方を書いていきたいと思います。
新しい職場でまだまだ落ち着かないあなたの、参考になれば嬉しいです。
方法1:無心で家を出て会社に行く
わたしは朝が弱いため、無心で出勤準備をしています。そして、毎朝駅まで小走りしていて、いつもいつも「後5分早く起きねば」と思っています。が、働き始めは案外この習慣が良い方向に作用しています。何も考えずに駅まで行けるからです。
出勤前に考える時間があると、通勤が相当億劫になって、不安が大きくなってしまいますよね。
もし、時間がある方は、5分で良いので無になれる時間を作ってみてください。瞑想がおススメです。とりあえず駅まで向かえば後は電車が勝手に会社の最寄りまで運んでくれます。
朝会社に到着さえしてしまえば、定時までは強制的に過ごすことになります。1日過ごせば、昨日より会社に慣れている自分になれるのです。
方法2:到着したらまずは笑顔で挨拶
オフィスに入ったら、気分が乗らなくても笑顔で挨拶をしてみましょう。わざとでも良いので口角を上げると、気分が変わると言われています。
それに、挨拶をされる側も、元気よく爽やかに言われた方が嬉しいですよね。
会社に行きたくない、嫌だという気持ちはあなたが持っているもの。会社の人にはあまり見せないようにしましょうね。
方法3:仕事はわからなくて当然、そのうち慣れる
仕事が徐々に動きだしてくると、どうしてよいのかわからずフリーズすることが多々あります。
何をするにしても、最初はできなくて当然です。
それでも毎日コツコツ積み重ねていけば、そのうち慣れて「なんであんなにビビってたんだろう」と思うようになります。
今のわたしの仕事は、マニュアルがあるわけでもなく、社員の方がつきっきりで教えてくれるわけでもありません。なので、社員さんの隙を見つけては、自分から動いて教えてもらっています。(これでわたしが成長すれば、かなり仕事楽になる筈だから!と心で思いつつ)
会社では様々な業務を並行して進める必要があります。そのため、慣れてきた頃には、メインの仕事だけではなく、加速度的に色んなことを覚えるようになっていくものです。
とにかく目の前のことに集中しましょう。そして、できない自分を責めるのではなく、できたところに目を向けて自分を褒めることも忘れずに。そんなときこそ「自分ほめ日記」の出番です。
とりあえずやってみればなんとかなる
マニュアルをじっくり読んでも、ファイルをじっと見ていても、仕事をしてみないと、実際の動きはわかりません。
とりあえず言われたことをやってみる、わからなければ聞く、間違えたら素直に謝り指摘に感謝をする、そして間違いの原因を見つけて、対策を取る・・・この繰り返し以外の最善策はありません。
最初は確かにつらいです(今のわたしがまさにソレです。ポカミス繰り返して落ち込みます)。
どんなベテランでも、最初は皆同じです。勇気を持ちましょう!
方法4:契約期間を一区切りにする
派遣社員のメリットは有期雇用契約であること。つまり数か月単位の契約期間があることです。特に最初は1か月半や2か月といった半端な期間での契約になります。
もっともつらい時期が最初の1~2か月と思います。そしてアラフィフになると1か月や2か月はあっという間に過ぎることを知っています。
まずは最初の契約期間までを目標に、日々を過ごしていきましょう。
そこで合わずに辛い気持ちが勝つのであれば、さくっと次にいけば良いのです。
方法5:期待に応える努力はしない
アラフィフになると、それなりに経験もあるので、採用側の期待値も上がってしまうことが多いです。また、自分自身も経験がある分「このくらいならできるだろう」と実力を高めに見積もる傾向にあります。
結局期待というのは自分の中で勝手に作り上げているもの。それに応えようとする気持ちがうまく働けばモチベーションにもなります。
ただ、往々にして最初の頃はプレッシャーにしかなりません。
プレッシャー押し殺しながら頑張ってしまうと、視野が狭くなりミスを連発します。ほんのささいなミスでも激しく落ち込み、自分を責めることになりかねません。そうなると、どんどん自己肯定感も下がっていく結果に。
期待に応えるという努力は辞めた方が賢明です。単純に、仕事を覚える努力をしましょう。その方が、思った以上に良い結果が得られるものです。
方法6:みんなに好かれようとしない
派遣先での人間関係、悩みますよね。特に女性同士は派閥があったり、ややこしいことが多いのも事実。
これは人が集まれば必ず起こりうることなので、避けることはできません。
人間好き嫌いはあります。全員に好かれるなんて無理なのです。
皆に好かれようと苦労するよりは、合わないと思った人とは適度な距離感を持って、ドライに接した方が、お互いのためです。
方法7:目の前のことに集中する
一番の対応策はこれにつきます。
目の前のことに集中すると、余計なことを考えなくなります。2週間以上たてば、仕事を徐々に渡されるようになってくるので、最初はゆっくりでも良いので真剣に取り組んでみましょう。
集中すれば、時間もあっという間にすぎていきますしね。
暇すぎて辛い・・という方は、コピーやファイリングなど、手伝えることを買って出てみてはいかがでしょうか。
本当に何もない場合は、暫く様子を見て派遣先を変えてもらった方が良いかもしれません。
不安を受け入れれば楽になる
不安な気持ちをずっと抱えてあれこれ想像を働かせていたら、自分自身を食いつぶしてしまう可能性があります。
今自分が不安なんだという気持ちを受け入れれば、「何に対して不安なのか」というところに考えが及んでいきます。わたしはよくやりますが、紙に書いてみることをおススメします。
紙に書きだしていくと、「〇〇の情報がないから不安」とか「このやり方で正しいのかが不安」「上司となんとなく合わなそうで不安」など、具体的な原因が出てきます。そうしたら、潰せるものはひとつづつ潰して不安の種をなくしていけば良いのです。
不安を認めて原因を探っていけば、案外落ち着くものです。
もし、何でも話せる友達や家族がいれば、不安な気持ちを話してみるのもアリです。
話すことで、不安を客観視することもできますし、気持ちを認めることになるので楽になりますよ。
話を聞いてもらって楽になったら、相手の話を聞くことも忘れずに。
まとめ:自分のゴールを思い出すことも大切
わたしも派遣として就業し始めてまだ1か月経っていません。ですが、とりあえず会社に行くことで、雰囲気などには慣れてきていることを実感しています。
不安もたくさんありますし、自分の仕事っぷり(まだ仕事らしい仕事はしてませんが)に落ち込むこともあります。
それでも、自分のゴールはもう少し先のところにあって、今はまだ途中経過なんだと思うことで、少し楽になることもあります。
1日はあっという間にすぎていきます。なるべく楽しめる瞬間を増やしていきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。