無職→アラフィフ派遣にジョブチェンジしました、としこです。みなさんこんにちは。
派遣就業が決まってほっとしたのもつかの間、就業日が近づくにつれ、ある感情が日に日に大きくなっていきました。
それは、
「マジ、行きたくない・・・」
「今からでも遅くない、お断りの電話を入れようかな・・」
というもの。
アラフィフにもなって何やってんだ、と怒られそうなものですが、考えてもみてください。
1年以上無職で、満員電車とも無縁、昼寝し放題ネットし放題、漫画読み放題グダグダし放題な自堕落な生活を送ってきていたわけです。
それが突然朝早く起きて満員電車に乗り、1日仕事をなんとかこなし、帰って家事やって少しの間ほっとして風呂入って寝る という生活にいきなり変わるわけで。現状維持に大きく気持ちが傾くのも当然です。
しかも職場は初めていくところ。どんな環境・文化なのか、どんな人たちがいるのか、雰囲気は?・・・全然わかりません。仕事内容もこれまでと勝手が異なるため、未知数。
そりゃあ、翌日からへの不安と緊張が、半端なく大きくなるのも頷けます。
今まさに、そんな状態のあなたに向けて、なんとか派遣1週目を終了したわたしの対処法をお伝えします!少しでも助けになると嬉しいです。
前日の半端ない緊張感と不安 理由は?
不安や緊張は、日に日に大きくなって前日にピークに達します。一番リラックスしていたい日に、その真逆。気を紛らわせようとしても上の空・・そんな方、多いのではないでしょうか。
わたしはもうアラフィフと呼ばれる年齢で、転職回数も多いです。若い頃はさくっと転職していて、何も考えずに当日を迎えていたものです。
なのに、長い無職からの今回の転職は、前日に色んなことを考えすぎて、ほとんど眠れないくらいでした。考えても意味がないですし、何より無駄なのに、止められませんでした。
一体何故こんなに緊張と不安が押し寄せてきたのか?わたしなりに理由を考えてみました。
- 不安の先取りをすることで、自分を安心させたい
- ネガティブな方向への想像力が豊かな性格
- 無職期間が長い&久しぶりの転職&アラフィフという年齢
不安の先取りをすることで、自分を安心させたい
新しい場所が、その人にとって合うところかどうかは、実際に行って過ごしてみないとわかりません。だからこそ、ワクワクするものでもあるはず。なのに、会社になると不安しか出てきません。
次から次へと「こうなったら嫌だな」ということで頭がいっぱいになります。これは、不安を先取りと言われるものです。安心したいがゆえに、敢えて先取りしてしまうという矛盾をはらんだものです。
こんな風に考えてしまうのは、わたし自身が「ネガティブな方向へ考えすぎているときは、大抵何もおきない」ということを、心の奥底で知っているため。経験上、逆に「思ったより良いかも」となることが多いからなのです。
ネガティブなことを想像してしまうのは、無意識レベルの心の対応策なのでしょう。
ハッピーなところを想像して、いざ蓋をあけてみたら「期待はずれ」でがっかり・・となるよりは良い、というところなんだろうと思います。
できればプラスに物事を考えられる思考になりたいものです。疲れますし。
ネガティブな方向への想像力が豊かな性格
要するに心配性なんですよね。自分でも感心するくらい、マイナス方向へは想像力が豊かです。情景たっぷりに、肌感覚でいやーーーな気分も味わっています。
危機管理能力が高いのかもしれませんが、これもまた疲れます。
無職期間が長い&久しぶりの転職&アラフィフという年齢
今までの転職と、大きく違うポイントはココ。
転職をコロコロ繰り返していたのは20代のころ。まだ若かったので頭もそれなりに回っていて、仕事を覚えるのも、職場にとけこむのも早い方でした。また、良くも悪くも社会人経験が短く、何でもポテンシャルと若さで乗り越えることができていました。
わたしは要領は比較的良い方なのですが、ここ最近の物覚えの悪さを思うと「新しい仕事をイチから覚えることができるのだろうか」という不安はかなり大きいです。そしてこの不安は今でも続いている厄介なもの。
また、無職期間が長かったので、PCスキルおよび対人スキルも激落ちしている自覚もあります。
そして何より、転職が久しぶりだという事実。その前は10年以上同じ会社にいたわけで、新しい文化へ飛び込むのはそれはそれは勇気がいる行為だったのです。
いつも以上に不安に磨きがかかってしまったのは、積み重ねてきたものも関係がある、ということに気付きました。
わたしの対処法
わたしの対処法を書いてみます!落ち着く→不安が襲う のループだったので、いくつか試しています。
1.不安に思っていることを紙に書きなぐる
引き寄せチャレンジを開始したときから時々実施している紙への書きなぐり。何気に有効です。
不安に思っていることを書き出しているうちに、徐々に落ち着いていきます。敢えて箇条書きで丁寧に書いてみてもいいかも。
余力があれば、「なぜそんな風に思ってしまうのか」まで考え見てみれば、自分がポジティブになれない理由が見つかるかもしれません。
2.アラフィフの1日は超早く過ぎることを思い出す
1日は24時間と決まっています。それを積み重ねて生きています。アラフィフの今思うのは「40代の1日は電光石火」ということ。
どんな1日を過ごしていようが、朝が来たと思ったら、気付けば夕方であっという間に夜になっているのです。
「きっと朝電車に乗って、あっという間に帰りの電車に乗ってるだろう」と思い直せ、少し楽になりました。
3.過去を思い出す
転職回数が多い過去の自分から勇気をもらうという手段も有効です。
どこも入社して1週間くらいは大してやることもなかったし、放置気味でした。そこから気付けば仕事仕事、という毎日になっていましたし、人間関係もそれなりに築くこともできていました。
どこに行ってもそれなりにソツなくやってこれているので、今回もいつも通りなら問題ないかな、と落ち着くことができました。結局のところ、事務職ならやることはあまり変わりませんからね。
4.最悪なことまでシミュレーションする
色々不安に対して対処するのですが、しばらくするとまた不安が襲ってきます。こうなったらとことん付き合うわ!!ということで、脳内で悪いことばかりシミュレーションしてみました。
逆説的な方法なのですが、わたしコレ結構きくんですよね。理由のところにも書きましたが、不安を先取りした後は安心感がで出てくるからです。それに、ここまでの悪いことは起きないだろう、と心から信じることができるんです。
疲れるし、時間の無駄感が強いのであまりしたくないんですけどね。
5.無理ならすぐに辞めようと決めておく
最後の最後はコレ。無責任かもしれませんが、どうしてもダメなら最初の契約で辞めるという選択ができるのが、派遣の良いところ。
最初は1か月半や2か月といった、半端な月数での契約が多いです。きっとあっという間です。
ですので、その間に仕事に慣れて頑張れそうなら契約延長、ほんっとにダメなら終了、とすればよいと思うことにしました。
これは最後の手段ですが、幾つになっても合う合わないはあると思います。
合わないところに無理していて、結果心身ともにズタボロ、なんてなったら目も当てられませんからね。アラフィフならなおさら、少しでも若いうちに職場は替えた方がよいでしょうし。
結局行けばなんとかなるし、気持ちも落ち着く
あれこれ書いてみましたが、行ってしまえばなんとかなるし、1回行って1日過ごすことができれば、気持ちは多少落ち着いてくるものなのです。
もちろん、これから覚えなくてはならない仕事や、面倒事を考えるとうんざりしてくることもあるでしょう。
環境も仕事も、結局は「慣れ」です。慣れてしまえば、最初の説明でビビってたわたしは一体何だったんだろう、と思うようになるのですが、それまでが大変ですよね。
まずは初日を無事終了できれば、翌日出社のハードルは下がります。それを繰り返していけば、仕事を含めて、後は強制的に慣れていくはず。(休み明けの月曜だけが暫く鬼門ですが)
それに、派遣は最長でも3年ですしね。逆に居心地よすぎない方がいいのかな?とも思ってしまいます。
まとめ
初出勤前日の、不安や緊張への対処についてでした。いかがでしたでしょうか。
わたし自身、社会復帰スタートだったわけですが、やはり疲れました。
よくよく考えたら、無職以前に転職自体が十数年振りだったのです。緊張も疲れもするわ、と妙に納得した初日の夜でした。
そのうち、この緊張もなくなっていくのだろう思いつつ、まずは生活リズムを作るところから、と考えながら過ごしています。
また、新しいところに飛び込んで頑張る自分を、たくさん褒めてあげようと決めました。あれもできなかった、これもできなかった・・と責めてしまうと、ますます行きたくなくなりますからね。
と同時に、日々の仕事でいっぱいいっぱいで、本来の目的を失ってしまわないようにしなきゃな、と改めて感じています。
大切なのは目標とする生き方を送ること。時折それを思い出して、早く見切りをつけるにせよ続けるにせよ、何か一つでも将来のために吸収できたら良いな、と思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。