アラフィフ派遣のとしこです。皆さんこんにちは。
無職生活での後悔を書いていて、わたしは無職には向いてないんだろうなあとしみじみ思ってしまいました。
では逆に、無職に向いている人っていったいどんな人なのでしょうか。
いま、仕事を思い切って辞めたい・・と迷っている方も多いと思います。でも辞めることはとても勇気がいること。勢いで辞めて後悔するのも嫌ですよね。ということで、無職になった場合、自分がどうなるのかを考える助けになるかな?と思い、わたしの1年以上の実体験から考えてみました。
人生に迷っているあなたの、参考になれば嬉しいです。
会社勤めをしていない=無職 というわけではない
無職というと、会社勤めをしていない人と思いがちです。ちなみに無職でぐぐると、以下のように出てきます。
無職とは、定まった職業に就いていない、
または会社に所属しておらず、仕事が無い状態を指します。広くは仕事に就いていないといった意味合いで使われている。
最近では、『無職』という言葉に対するネガティブなイメージを嫌い、
若者の間では『フリーター』や『家事手伝い』などと表現されている場合もあります。引用:コトバンク
なんとなくですが、社会的な所属がない人を無職と言うのかなあと感じました。
たとえば定まった職についていて、仕事がコンスタントにあって、稼げている場合は無職とは言えないですよね。フリーで仕事をしている人になります。
わたしは一応結婚しているので、専業主婦とも言えます。が、日々の働きを考えてみても、個人的には無職のカテゴリーだよなあと思っています。(ゆえにこのブログのわたしの前提を無職と設定しています)
無職に向いている人は?
ざっくりと無職の定義をしたところで、無職に向いている人は一体どういう人なのでしょうか。
1年以上無職をしていた所感になりますが、思うところを挙げてみたいと思います。
やりたいことが明白な人
まずはコレ。やりたいことがあって、そこに向けて努力するために、思い切って会社を辞めた!というタイプ。希望に満ち溢れていますし、ゴールがはっきりと設定されていることで、毎日のすべきこともはっきりして、もしかしたら会社員時代よりもアクティブに動き回っているかもしれません。
また、他の人に「お仕事は?」と聞かれた際「〇〇をしたいので今準備中」とも答えることができます。周りも無職とは思わないでしょう。
ちなみに、ぼんやりとした「やりたいこと」だと、すぐに有り余る時間に飲まれて怠けてしまいます。少なくとも自分の生き方については頭が痛くなるくらい真剣に考えましょう。
潤沢な資金・または資金源がある人
無職になって強く実感をしたのが「生きているだけでお金はかかる」ということ。何もせずただダラダラ怠けていただけとしても、最低限生活するためのお金、それに税金がかかってきます。
驚くべき速度で預金通帳の残高が減っていくのです。そうなると、心のゆとりがなくなっていき、毎日不安な気持ちで過ごすことになります。
わたしは預金残高の「このラインから下に行ったら仕事をする」と決めてまして、予定より早めに下回ったので仕事を探しました。(仕事をし始めたら、何かをお金がかかることがありますが、初期投資と思っています。まあ主に洋服なので買わなきゃいいだけの話なのですが。)
このあたりをがっさり気にしなくて良いくらいの、潤沢な資金(あるいは資金源)がある人は、もはや無職というより「自由人」と言ってもよさそうです。仕事をしつつこういうスタイルになれれば最高です。
常に安心感が持てる人
お金があろうがなかろうが、常に心の安定が持てる人も無職に向いていると言えます。逆にいえば、こういうタイプは会社勤めも淡々とこなして、それなりの成果を挙げそうな気がしますが・・。
無職を心から肯定できる人、楽しめる人
わたしの場合、無職楽しい!と口では言っても、心の奥底では無職であることにどこか後ろめたさを感じていたと思います。それが証拠に、なんとなく無職で有ることを伝えることができない人がいたことも・・・。再び会社で働くのはすごく嫌でしたが(今の職場に行くのが嫌だったんだと思います)それでも、定職についていることの安心感があったのも事実。
わたしとは逆で、「無職だよ?だから?」と平然としていられて、かつ、楽しめる人は、無職に向いているんだろうなーと思います。どんな状況でも楽しむことができそうなタイプなのかもしれませんね。
そしてこのタイプも、仕事を始めたら割と成果をしっかり挙げることができそうですよね。
向いていない人は?
では逆に向いていない人は?・・・自分のことなので、特徴を挙げてみましょう。
時間があるとひたすら怠ける人
先延ばし癖がある人に有り余る時間を与えてしまうと、全てが翌日持越しになります。そして空いた時間は全て怠ける方向へ・・・。
ブログを書くということがなければ、わたしの無職生活は限りなく自堕落なものになったかもしれません。
今は限られた時間の中で、無職のときとほぼ同じことをしています。だったら会社員のままでよかったのでは、と思うこともありますが、それはそれ。会社を辞めたことは後悔がないので。
お金の不安が常にある人
お金に関しては、結構心配性なところもあり、20代から定期預金をずっとしています。この分が基本心の安定にはつながっているのですが、稼ぎがないと預金もできません。というわけで、残高のボーダーラインを設けていました。
お金の不安が常にある場合、心から無職を楽しむことができず、結果時間を浪費して後悔することになります。これは、お金の浪費以上に、時間の浪費が痛いんですよね。
それでも無職へという場合は、しっかり預金をして、残高ボーダーを決めるか、期間を決めた方が良いかと思います。
無職にどこかうしろめたさを持っている人
いざ無職になったときは実感がなかったのですが、日々会社に行かなくて良い嬉しさと同時に、働いていない後ろめたさは感じていました。
後ろめたい気持ちがあると、全てにおいて消極的になります。そして、無職終了後に後悔の気持ちが大きくなっていくのです。
自分の生き方なのだから、世間なんて気にしなくても良いのですが、生き方自体が曖昧でしたしね・・。
これからは、
世間なんてほっときな
世間がなにか責任とってくれるのかよ出典:独身OLのすべて
の、ノブ子イズムで生きていきたいです。
メリハリがつけられない人
生活する上で、メリハリはとても大切ですよね。やるときはやる、休むときは休むというアレです。
最初の時間があると怠けるというのと重複することかもしれませんが、何をするにしても「ながら」でやってしまい、何一つ集中できていなかったように思います。
働きだした方が、集中してブログ書けていることからも、いかに無職期間中にだらけていたかがわかります。
このように、何事にもメリハリがつけられないタイプは、働いている間はなんとか生活リズムが保てていても、一気にだらしない生活へと突入していきます。人間、堕落への方向へ進むのは本当に早いと実感します。
習慣が変われば性格が変わるともいいます。無職期間は思い切ったことができる絶好のチャンスとも言えるのですが・・
まとめ
わたしの無職経験から、向いている人・向いていない人を考えてみました。
あくまでもわたしの考えなので、これが正解ということではありません。
わたしは向いてない人でしたが、無職を経験しなければ、わからなかったことです。なので、ある意味、良い経験をしたのかな、と思います。
次会社を辞めるときは、無職ではなく会社に縛られない生活を送れる人になっていたいものです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。