2024年12月15日放送のNHKスペシャルは、栗原はるみさんの「ひとりごはん」の特集でした。
栗原さんは5年前に46年連れ添ったご主人を亡くしています。
長年連れ添った連れ合いを亡くした喪失感は相当大きいことは想像に難くありません。
深い悲しみの中、栗原さんは残りの人生をどう生きるかを模索。
その中に、「ひとりごはん」のレシピを作ることがありました。
長年誰かのために食事を作っていると、自分ひとりのときはいい加減になってしまうように思います。
すこし自分に手をかけてあげることで、前を向けるのかもしれません。
番組の中で、ひとりの豊かさを教えてくれた、水野ウメ子さんのブルーベリージャムの太巻きが紹介されていました。
ブルーベリーのジャムと太巻きが結びつかず、どうやって作るのかが気になりレシピを調べました!
ウメ子さんのレシピではないですが、参考にすれば近いものが作れるのではないでしょうか。
- ブルーベリージャムの太巻きが気になる!
という方は最後まで読んでくださいね♪
【新作Nスぺ】
— NHKスペシャル(日)夜9時(土)夜10時 (@nhk_n_sp) December 13, 2024
悲しみを癒やす人生レシピ
栗原はるみの“ひとりごはん”
15(日)夜9時15分~[総合]
5年前 最愛の夫を失った
料理家 #栗原はるみ
悲しみから立ち上がるために、始めたのはー。
愛する誰かを失った人、ひとりの生活を選ぶ人
ひとり時間を豊かにする“人生レシピ”届けます。 pic.twitter.com/1YXmUfy4jR
NHKスペシャル|栗原はるみのひとりごはん 紹介していた料理
ひとりの時間を丁寧に、そして日々を大切に、いつくしむように生きている栗原さん。
手をかけた料理を自分のために作り、日々のくらしを豊かにしていくことで、大切な人を喪った悲しみから立ち直っていくのだと感じました。
丁寧な暮らしが、自分を癒やしていくのかもしれません。
栗原さんのひとりごはんレシピは、悲しいときだけではなく、「自分を丁寧に扱ってないなあ」と思うときに、作ってみるといいかもしれませんね。
キッチンペーパーをお豆腐の高さより少し高めに巻いて、トッピングを乗せるアイデアは真似したい!と思いました。
一人のときは今まで以上に丁寧に切る、という言葉が印象的。
不器用を言い訳に、材料を丁寧に切ってこなかったと反省しました。
これは次に料理を作るときに、意識してみたいなと思いました。料理や食べることへの向き合い方が少しだけ変わるかもしれませんし、料理が楽しくなるかもしれません。
ブルーベリージャムの太巻き レシピはある?
番組を見ていて、わたしがとっても気になったのが、福島の水野ウメ子さんが作る「ブルーベリージャムの太巻き」。
パンにジャムを塗る感覚でご飯に混ぜた、とおっしゃっていました。なんとも色鮮やかな太巻きで、とってもきれい。
どうやって作るのかが気になって調べてみましたが、太巻きのレシピはありませんでした。
ですが、ブルーベリージャムを使ったローストビーフの巻き寿司のレシピがアヲハタさんのHPに掲載されていました!
材料と作り方は以下です!
ローストビーフのブルーベリー巻き寿司 材料(4人分)
- ご飯 350g
- ローストビーフ 16切れ/240g
- だし巻きたまご 40g
- アボカド 1 ⁄ 4個
- レタス 1枚
- 玉ねぎ 1 ⁄ 8個
- A 塩 小さじ1
- A 酢 大さじ1
- A アヲハタ 55 ブルーベリー 大さじ2
- B 塩 ひとつまみ
- B 酢 小さじ2
- B アヲハタ 55 ブルーベリー 大さじ1
出典:アヲハタHP
作り方
- ボウルに固めに炊いたご飯を入れ、温かいうちに混ぜ合わせたAを加えて、切るように混ぜ合わせて冷ます。
- レタスは冷水にさらして水気をきり、細切りにする。だし巻たまごは棒状に切る。
アボカドは縦3等分に切る。 - 玉ねぎは薄切りにし、水にさらして水気をきる。
- 巻きすの上にラップを敷いてローストビーフを敷き詰め、向こう2cmを空けて①を広げる。
②を置き、一気に巻く。 - ③を食べやすい大きさに切り、器に盛りつけ、④をのせ、混ぜ合わせたBをかける。
出典:アヲハタHP
ローストビーフの部分を海苔にして、白い酢飯を具の上に乗せて巻けば、ウメ子さんの太巻きに近くなるのではないでしょうか。
海苔→ブルーベリージャムの酢飯を敷く→きゅうり、卵焼き、かんぴょう、うめじそを乗せる→酢飯を上に乗せる→巻く という感じでいけるのでは、と思います!
栗原はるみさんの特番で福島の水野ウメ子さんが作られたブルーベリージャム入りの太巻が紹介されていた。市井の方だがお料理がお好きなのだろう。美意識が日常に溶け込んだ80代の一人暮らしは尊敬しかない。
— まごろく (@7CVlIdZRGFiLxao) December 16, 2024
自分の体験を天国にいる人への土産話にする発想も参考になる。残された時間を何に使うか…🤔 pic.twitter.com/yrTnjGZ166
おすすめ漫画|亡き妻が残したレシピで悲しみの底からよみがえる「米蔵夫婦のレシピ帳」
ひとりごはんで人生を豊かにしていくという栗原はるみさんの試みを見ていて、「米蔵夫婦のレシピ帳」が浮かびました。
これは最近読んだ漫画です。亡き妻が残したレシピでご飯を作ることで深い悲しみからよみがえり、妻を知る残された人たちとの縁がつながり悲しみから立ち直り前を向いていく様子がとても胸にしみます。
最愛の人を亡くした夫の喪失感、思うように前を向けないもどかしさがとてもリアルです。
不器用で人見知りの主人公が亡き妻のレシピを見て料理をする漫画なのですが、とにかく泣けました!
気になる方は、試し読みしてみてください!
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まとめ
ひとり時間を豊かにすることは、自分の人生を彩り豊かにしていくことだと思います。
ひとりごはんレシピを作り、前向きに生きるチャレンジを続ける栗原さん。そんな栗原さんに、ひとり時間の豊かさを教えてくれたのは、福島に住むウメ子さんの料理だったそうです。
ウメ子さんは一般の方ですが、花を飾り手の込んだ料理を作り、生きることを楽しんでいるように見えました。
時間は有限。日々を大切にしていきたいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。